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『この人、本物の売主?』不動産詐欺の前兆を見抜くための探偵活用術
【投稿日】2025年6月7日
- 地面師による不動産なりすまし詐欺が増加しており、契約前の事前調査が極めて重要です。
- 探偵は身元確認・登記の照合・書類の真偽チェックなどを通じて詐欺の兆候を見抜けます。
- 高額取引を安全に行うために、違和感を感じた時点で探偵の調査を活用することが効果的です。

不動産の取引は一度の金額が大きく、人生における最重要の意思決定の一つです。
しかし、「地面師」と呼ばれる詐欺グループによるなりすまし詐欺が増加しています。
高齢化が進む社会では、所有者が亡くなった後も相続手続きが行われず、登記が放置されたままの不動産が増加しています。これにより、所有権が不明確な「権利の空白」状態の物件が増え、地面師にとって格好の標的となっています。
最近も地面師が逮捕された報道がありました。こうした巧妙な不動産詐欺から身を守るために、探偵事務所を活用する方法をご紹介します。
地面師詐欺とは?
地面師とは、他人になりすまして不動産を不正に売却し、金銭を詐取する詐欺師のことです。
彼らは偽造された印鑑証明書、住民票、免許証などを使い、まるで正規の所有者であるかのように装います。
司法書士や不動産仲介業者など、共犯者が加担しているケースもあり、外見上はごく普通の不動産取引に見えることも少なくありません。
なぜ事前の調査が重要なのか?
地面師詐欺の被害額は一度で数千万円〜数十億円に達することが多く、損害が発覚しても金銭の回収が困難です。
契約成立後に問題が明るみに出ても、登記が完了していれば取り消しは容易ではありません。そのため、契約前の段階で「本当にこの人が売主か?」「この登記は正しいか?」という違和感を徹底的に調べておくことが、リスク回避の鍵となります。
探偵ができる具体的な調査内容
ここに記載した調査は一般的な調査方法です。
SAT探偵事務所では、他の探偵では断れたような難しい調査も対応した実績がございます。
売主や関係者の身元・経歴調査
契約予定の人物が実在するのか、本当にその会社に所属しているのか、過去に詐欺歴がないかを調査します。
登記簿と実態の照合作業
登記上の所有者と、実際の住民・所有者が一致しているかを確認。虚偽登記の可能性を排除します。
書類の真偽検証
印鑑証明書、住民票、免許証などの公的書類が本物かどうか、偽造やなりすましの痕跡がないかを調査します。
現地確認・近隣聞き込み調査
物件の所在地を直接訪れ、近隣住民への聞き込みを行い、物件の所有・利用状況を調査します。
実際の不動産調査事例(地面師詐欺対策)
ある不動産売買では、契約直前に「相手の対応がどこか不自然」と感じ、探偵事務所に調査を依頼。
調査の結果、登記上の代表取締役と本人の顔や経歴が一致せず、詐欺であることが発覚しました。
契約を中止し、数億円の損害を未然に防ぐことができたのです。
まとめ:不動産詐欺を未然に防ぐなら探偵の調査が有効
地面師による不動産詐欺は、誰もが被害者になり得る時代です。
不動産は、一度で数千万円〜数億円といった金額の取引です。
リスクを少しでもおさえるために、専門家による調査を依頼することが、損害防止への最短ルートです。
高額な取引を安全に行うために、探偵の力を賢く活用しましょう。
SAT探偵事務所の不動産調査の強み
長年、不動産を取り扱ってきた不動産に強い調査員が所属しております。
また警察OBによる、不動産詐欺に対する事件への知見を社内で共有しております。
不動産取引前の不安を感じたら、まずは無料相談から。
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