筆跡・指紋・声紋鑑定に関するよくあるご相談
筆跡鑑定に関するご相談
- 契約書に書かれている名前が、自分が書いたものではない気がする
- 遺言書の文字が、亡くなった祖父の字と異なっていると感じる。他人が書いたのでは?
- 子供が悪口を書かれた手紙を持って帰ってきた。書いた人物を特定したい!
- ご近所トラブル後、誹謗中傷の手紙がポストに投函されるようになった。文字から犯人を探したい
指紋鑑定に関するご相談
- パソコンで作成された誹謗中傷の文章を受け取った。仲の悪い同僚が送った可能性があるので調べて欲しい
- 社内で現金が盗まれた。内部犯の可能性が高いので、人物を特定して欲しい
- 家の壁にいたずらをされた。手形が残っているので、指紋から人物の特定ができるか知りたい
声紋鑑定に関するご相談
- ストーカーがいたずら電話をかけてくる。声紋鑑定をして人物の特定に繋げて欲しい
- 配偶者の不倫に関する音声を録音した。相手に聞かせても「自分ではない」と言うので、本人である証拠を出して欲しい
- 自分が全く話した記憶がない内容の録音データを提示された。自分ではないことを証明したい
- 相続に関する内容の音声データを聞かされたが、一部を改ざんされている気がする
ストーカーや嫌がらせ、いたずらの人物特定には様々な方法がありますが、その中のひとつが、筆跡・指紋・声紋鑑定です。該当人物が「自分ではない」と言い逃れできないような、確実な証拠を提出することが、問題の早期解決に繋がります。
また、遺言書や契約書の筆跡から「本当に本人が書いたものかどうか」を調べることや、証拠として提出された音声データの声が「本当に本人が話したものかどうか」を調べることも可能です。
第三者が悪意を持って改ざんし、あなたやあなたの周りの人に損害を与えようとしている可能性もあります。「記憶違いだろう」「もしかしたら書いた(言った)かもしれない」などの曖昧な記憶のまま、話を進めることは大変危険です。
後から「やっぱり自分の発言(筆跡)ではない」と言っても、取り返しがつかないこともあります。
被害が大きくなる前に、まずはプロの探偵にご相談ください。適切に筆跡・指紋・声紋鑑定を行い、あなたの利益を守ります。
筆跡・指紋・声紋鑑定を行うことで判明する事実とは?
- 誹謗中傷の手紙を投函していた人物が、指紋鑑定により隣の家に住む女性だと判明した
- 遺言書は亡くなった父親が書いたものではないと判明。その後、兄は財産欲しさに自分が偽造したと打ち明けてきた
- 妻と不倫相手の会話を録音した音声データの鑑定結果により、本人たちが不倫を認めた
- 毎晩いたずら電話をかけてくる人物の声がストーカーと一致したので、警察に追加の証拠として提出した
- 指紋採取により、社内で起きた盗難事件の犯人が判明した
- 怪文書の犯人だとクレームをつけられていたが、指紋鑑定の結果無実が証明された
- 誹謗中傷のビラの犯人だと言いがかりをつけられていたが、言いがかりをつけていた人物こそがビラを撒いていた張本人であった
プロの探偵が鑑定を行うことで「人物の特定」「偽造の可能性の判断」が可能です。鑑定のみのご依頼のほか、浮気・不倫調査やストーカー調査、子供の学校いじめ調査と組み合わせて、より確固たる証拠を見つけることもできます。
嫌がらせやいたずら、盗難の場合、人物が特定できずに悩んでいる方だけでなく、人物の見当がついていても確固たる証拠がなく、問い詰めることができないと言ったお悩みも少なくありません。
中途半端な証拠を突きつけてしまったばかりに、相手の反応がエスカレートしてしまうことも多く、証拠の取り扱いには注意が必要です。
また逆に、濡れ衣を着せられ、犯人の疑いがかけられている場合は、一刻の猶予もありません。人の噂は、事実かどうかは無関係のまま、時間が経てば経つほど広まっていきます。その後で、いくら真実が判明したとしても噂を取り消すことはできません。
無実であるあなたや家族が辛い思いをし、当の本人が面白おかしくその姿を見ているというのは、どう考えてもおかしいことです。
自分一人で何とかしようとはせずに、まずはプロの探偵にご相談ください。確実に証拠を掴み、あなたの無実、そして人物が特定できる方法を一緒に探しましょう。
筆跡・指紋・声紋鑑定のすべて
筆跡・指紋・声紋鑑定とは?
筆跡・指紋・声紋鑑定とは、文字、指紋、声紋を科学的調査に基づき鑑定し、特定の人物と一致するかどうかを調べるための方法です。
嫌がらせやいたずら行為、ストーカー行為の人物特定や、浮気・不倫調査の追加証拠としても役立てることができます。
また、あなたに向けられている疑惑の目を晴らすためにも有効です。
さらに、人物の特定や警察・弁護士との連携などにも対応していますので、問題解決まで完全サポートできることも、プロに調査を依頼するメリットと言えるでしょう。
嫌がらせやいたずらを行う相手を訴えたい場合、また、逆に濡れ衣を着せてきた相手を名誉毀損で訴えたい場合、慰謝料を請求したい場合もご相談ください。
筆跡・指紋・声紋鑑定の方法
筆跡・指紋・声紋鑑定を行う場合の方法を、それぞれ分けてご説明します。
筆跡鑑定
筆跡鑑定とは、文字の癖や特徴から人物の特定を行う鑑定方法です。文字を初めて習ったときには、誰もがお手本通りの文字を書いています。しかし、それから少しずつ癖や個性が現れていくため、筆跡から個人の識別が可能というわけです。
ただし、別人物であっても似た癖を持っている可能性もゼロではありません。探偵事務所SATでは、1種類の検査だけでなく、複数の検査と組み合わせることで、より証拠としての精度をあげています。
・字画検査
文字の止め、払いなどのパーツを含め、一文字ずつ詳細に検査する方法です。さらに文字の傾きやバランス、大きさ、手の震えなどからも総合的に判断します。複数の同じ文字を検査することで、より詳細な鑑定が可能です。
・筆圧検査
同じ漢字であっても、一画目に力を入れる人、二画目に力を入れる人など、人にはそれぞれ筆圧の癖があります。圧力の個人差から個人の識別を行う方法です。
・偽筆検査
他の人物の筆跡を真似て書こうとする場合、どうしても不自然な場所が生まれます。線の震えや止め、払いのパーツ、全体のバランスの乱れなどもそのひとつです。文字の不自然な場所を検証し、他人が書いた文字であるかどうかを検査する方法です。
・配字検査
普段、無意識に書いている文字ですが、実は大きさや位置、文字と文字との間隔にも個人差が現れます。総合的に判断し、個人の識別を行う方法です。
指紋鑑定
嫌がらせの証拠など該当人物が触れたものから指紋を採取し、疑わしい人物の指紋と一致するかどうかを確認する方法です。
中でも、最も多く使われている方法が「特徴点鑑定」です。世の中に、全く同じ指紋を持った人は存在しません。線の分岐や合流、停止など細部をチェックし、同一人物の指紋であるかどうかを念入りに確認します。
声紋鑑定
録音データや電話の音声などから、声の特徴、波形を分析し、人物の特定を行う方法です。心当たりのある人物の音声と照らし合わせることで、同一人物かどうかを判断することが可能です。
現在の状況や、嫌がらせ・いたずら・ストーカーなどトラブルの内容によって、最適な鑑定方法は異なります。また、他の調査と組み合わせて行うことでより効率が上がると判断した場合には、こちらから鑑定方法を提案させていただくこともあります。
詳しくは無料相談の段階で詳しくお話いたしますので、ご安心ください。
筆跡・指紋・声紋鑑定におけるプロと素人の違い
素人が証拠として提出できるレベルの筆跡・指紋・声紋鑑定を行うことは、かなり難しいと言わざるをえません。
もちろん、いたずら現場に白い粉をつけておくことで、指紋がとれる可能性もあります。しかし、本当にその指紋が本人のものであるかどうかはわかりません。また、疑わしい人物から確実に指紋サンプルをとるだけでも難易度が高い上に、さらに照合をする必要があるため、素人では不可能です。
筆跡鑑定や声紋鑑定も、指紋鑑定以上に難易度が高いものです。声紋鑑定をうたうフリーソフトやアプリもありますが、精度に欠けるため、実際に裁判などで証拠として使うには弱いでしょう。
中途半端な証拠は、相手の行動をエスカレートさせるもとです。逆ギレから暴力沙汰に発展した例や、嫌がらせがより酷くなった例もあります。
素人が筆跡・指紋・声紋鑑定を行い、証拠として相手を説得するのは危険です。
素人が筆跡・指紋・声紋鑑定を行い失敗した例
- 声紋鑑定ができるというソフトを購入し、証拠として提出したが認められなかった
- 見よう見まねで筆跡鑑定のようなことをしたが、逆ギレされた
- 指紋採取を試みたが、全く上手く行かずに問題は解決できていない
- 友人のために筆跡鑑定を試みたが、上手く鑑定できず困っている
- 指紋採取ができるという高額なキットを購入したが使えず、騙されたことに気付き後悔している
筆跡・指紋・声紋鑑定は、プロであっても、念には念を入れ細部まで気を使った上で行う鑑定方法です。つまり、素人がソフトを買った、勉強したからといって確固たる証拠として使えるレベルの技術が身につくはずはありません。
素人が中途半端な証拠集めに走ってしまうことで、余計にトラブルが悪化する可能性があります。
一刻も早く、元の平穏な生活に戻りたいとお考えの方は、プロの探偵にご相談ください。
筆跡・指紋・声紋鑑定の期間
筆跡・指紋・声紋鑑定に必要な期間は、2週間〜1ヵ月と差があります。
日数に差が生まれる理由は「採取の難易度」「事前の情報量」です。
鑑定が長くなる場合
- 怪しい人物に全く心当たりがない
- 指紋を採取することが難しい状況にある(出没場所や日時がランダムで不明)
- 裁判に提出するため、詳細な鑑定書が必要
鑑定が短期間で終わる場合
- 怪しい人物がすでに特定できており、その人物の筆跡・指紋・声紋が手に入りやすい状況である
- 自分の指紋と不審なビラの指紋の不一致の証明など、自分の疑いを晴らすための依頼である
- 一致するかどうかを知りたい人物の筆跡・指紋・声紋等がすでに用意されている
- 関係者全員が採取に協力的である
筆跡・指紋・声紋鑑定に関する料金
筆跡・指紋・声紋鑑定の料金は、時間制ではなく1件あたりの金額で提示されることが一般的です。
しかし、だからといっていくら時間がかかっても構わないと考える方はいないでしょう。
できる限りスムーズに作業に入るためにも、該当人物に関する心当たりや、いたずらや嫌がらせをされる時間帯、曜日といったデータをご提供ください。
また指紋採取の場合は、怪しい人物が触ったビラなど指紋が採取できそうなものは、全てご用意ください。同時に社内、地域でのトラブルであれば、指紋採取協力者の人数等によって金額が変わることがあるため、こちらも事前にご相談ください。
探偵事務所SATでは、現段階での情報量と依頼内容をお伺いした上で、お見積もりを作成しております。
契約後の追加料金は一切いただいておりませんのでご安心ください。
お引き受けできない調査について
探偵事務所SATでは、お悩み解決に繋がる様々な筆跡・指紋・声紋鑑定をお引き受けしています。
ただし
- 違法性がある調査
に関しては、一切行っておりません。ご依頼いただきましても、お引き受けできません。
筆跡・指紋・声紋鑑定の相場
筆跡・指紋・声紋鑑定に関する相場は、
- 簡易筆跡鑑定(裁判での提出不可):1件につき5万〜
- 詳細筆跡鑑定(裁判での提出可能):1件につき20万〜
- 指紋鑑定(指紋採取、鑑定、鑑定書作成含む):1件につき15万〜
- 声紋鑑定:5万〜
です。
こちらの金額を基本とし、事前の情報量や求める鑑定書の内容に応じて増減すると考えてください。
ただし、相場と比べ、あまりに高額な見積もりの場合は必ず鑑定書のサンプルを確認しましょう。内容がシンプルであるにもかかわらず高額な設定になっている場合は、不当に経費を請求されている可能性が高いです。
また、安すぎる場合も簡易な鑑定方法であることが多く「裁判に提出できると言われていたが、実際に提出すると認められなかった」といったトラブルもあるため、注意が必要です。
効率よく筆跡・指紋・声紋鑑定をするための3つのポイント
時間が解決してくれるといったことはなく、時間が経てば経つほど、問題が悪化することが一般的です。
仮に遺言書の筆跡が本当に亡くなった人物のものであるかといった依頼であっても、解決しない限り、遺産はどこにも動かすことができません。その結果、今まで仲が良かった兄弟姉妹の関係が悪化した例もあります。
効率よく、調査終了までの流れを作るために、依頼主側ができることをお伝えします。
情報を事前にまとめておく
鑑定を依頼したい資料と該当人物の資料の2種類の一致・不一致を調べることが、鑑定の目的です。2種類の資料が事前に準備できていれば、よりスムーズに鑑定に入ることができます。
ご本人に関する基本データ
- 名前
- 住所
- 勤務先や学校
- 家族構成
- 友人関係
- 恋愛関係
- 鑑定を依頼しようと思った理由
筆跡鑑定に関するデータ
- 鑑定を依頼したい資料
- 書いた可能性がある人物の普段の文字が記されている資料
声紋鑑定に関するデータ
- 鑑定を依頼したい音声
- 心当たりがある人物の普段の音声
指紋鑑定に関するデータ
- 心当たりのある人物が触った嫌がらせの証拠
- 心当たりのある人物の指紋が確実についている品物(コップなど)
心当たりのある人物から指紋をとる方法につきましては、状況や人物との関係性などをお伺いした後でより詳しくお話いたします。
なぜなら、指紋は、どのような状況でも採取できるわけではありません。採取したつもりができていない、採取した指紋が消えたなどのトラブルを避けるために大切なことです。
また、指紋鑑定の場合、いたずら現場からの指紋採取のご依頼も受け付けています。
その場合は
- 心当たりのある人物の名前や住所
- 心当たりのある人物の写真
- 心当たりのあるトラブルの内容(遺産相続、ご近所トラブルなど)
- 被害に気が付いた時期
- いたずらや嫌がらせをされた日時(規則性の有無)
- いたずらや嫌がらせの内容
なども、合わせてお伝えください。
他の調査方法と合わせて、対応させていただきます。
鑑定のゴール・目的を決めておく
探偵に依頼する以上、調査のゴールは「人物の特定」であり、その結果「嫌がらせをやめさせる」「自分の無実を証明する」など、それぞれの思いがあることでしょう。
しかし、それ以上に重要となるのが、結果が出た後の行動です。
- 証拠と共に警察に通報し、刑事告訴、民事告訴を考えている
- 嫌がらせによって辛い目にあったので、該当人物に慰謝料を請求したい
- 兄弟姉妹による遺産相続の話なので、事実がわかればそれで良い
など、鑑定を求める理由によって、次の行動は大きく変わるものです。
ただし、告訴や慰謝料請求を視野に入れている場合、裁判で通用するレベルの証拠を集める必要があります。探偵に相談する段階で、その旨を伝えておくことで、探偵も計画を立てて動くことができるため、よりスムーズな調査が可能です。
また逆に「嫌がらせが止まれば良いので、スピード重視でお願いしたい」「簡易調査で構わない」といった依頼も受け付けています。
見積もり、追加料金、アフターフォローについて確認する
筆跡・指紋・声紋鑑定を依頼する場合、調査会社や探偵事務所など様々な選択肢の中から選ぶことになります。さらに同じ鑑定内容であっても選択する料金形態によって費用も変わるため、難易度や必要な期間も合わせて相談しておきましょう。
特に、人物の特定や証拠収集後、刑事告訴や民事告訴、慰謝料請求を考えている方は、警察や弁護士に関するアフターフォローの有無も聞いておくと安心です。
また探偵事務所SATでは、契約後の追加料金は一切いただきません。契約時にお渡しする書類に基づき、調査結果報告書をお渡し致します。確認後の不明点につきましても、丁寧にお答えしますので、気になることは全てご相談ください。