結婚調査・結婚詐欺調査に関するよくあるご相談

最初に、結婚調査・結婚詐欺調査に関するご相談の一例を紹介します。
当事者からのご相談
- 相手が両親を紹介してくれないため、家族構成を調べて欲しい
- 婚活パーティで知り合ったため、実際の生活環境が知りたい
- 異性の影が絶えないため、本当に交際相手は自分だけかを確認したい
- 隠していること(ギャンブル癖、借金等)がないか知りたい
ご両親からのご相談
- 娘は初婚だが、離婚歴がある相手を連れてきたため、離婚理由が知りたい
- 転職を繰り返している男性と聞いたため、将来性について調べて欲しい
- 結婚相手の家で同居すると聞いたため、家族の評判を知っておきたい
- 水商売経験者のような雰囲気があり、財産目当てのような気がするので職歴を調べて欲しい
直接尋ねて答えてくれる相手であれば良いのですが、尋ねにくい場合や尋ねてもはぐらかされてしまう場合はさらに心配が募るものです。
また、結婚の話は出るものの具体的な内容になると話が進まない場合、特に金銭のやりとりが発生している場合は、結婚詐欺の可能性も考える必要があります。
結婚詐欺の可能性に関するご相談
- 病気の家族に必要だからと言われ、お金を貸したが結婚の話が進まない
- 起業したばかりで事業資金が必要だと言われ、お金を貸したが返済の話をするとはぐらかされる
- 週末になると連絡が途絶えるが、もしかして既婚者ではないだろうか?
- 実家が資産家だと言われているが、一度も実家に連れて行って貰ったことがない
結婚調査・結婚詐欺調査から判明する事実とは?

結婚調査には「プライバシーの侵害」「相手に隠れてコソコソと調べている」といったイメージをお持ちの方もいらっしゃるかもしれません。
しかし、結婚は人生の一大イベントです。事前に結婚相手の情報を得ることが離婚や結婚後のトラブルから身を守るための重要な方法と言えます。
探偵が行う結婚調査から判明した事例をご紹介します。
- 初婚だと言っていたが、離婚歴があり子どもがいた
- 前の配偶者との離婚理由が、暴力によるものであった
- 現在も親しく付き合っている異性がいることが判明した
- 本人に問題はないが、母親がトラブルメーカーであり近所から疎まれている
- 借金の理由が奨学金ではなく、風俗に行くためであったことがわかった
- バツイチだと聞いていたが、まだ離婚していないことが判明した
- 同時進行で複数名と付き合っており、全員から借金をしていた
少なからず好意を抱いている相手に対して、強く詰め寄ったり、疑いの気持ちを持ったりすることは難しいものです。そのため、冷静になればわかることでも、うまく言いくるめられてしまうことも少なくありません。
しかし、プロである探偵は、第三者として冷静に結婚調査を行うため、客観的に結婚相手を判断することが可能です。
また「自分のことをあまり話さない相手だったので心配していたが、問題がないことがわかり安心した」という事例もあります。心配なことや気になる点がある場合は、一人で抱え込まずに、相談することで道を開くことができるでしょう。
結婚調査において調べることができる調査項目
結婚調査では、次の項目に関する調査が可能です。
結婚相手本人
- 名前
- 生年月日
- 住所
- 婚姻歴
- 学歴
- 職歴
- 借金の有無
- 自己破産
- 病歴
- 犯罪歴
- 資産
- 過去のトラブル(暴力やDV、警察沙汰など)
- 勤務先
- 勤務先の将来性
- 雇用形態
- 宗教団体や政治団体への出入りの有無
- 異性関係(他に交際している異性がいないかどうか)
- 友人関係(反社会的勢力との関わりや、問題がありそうな人物との付き合いがないか)
- 過去の交際歴
- 離婚歴と離婚理由
- 金銭感覚や、浪費癖の有無
- プライベートの過ごし方
- 趣味(ギャンブルや度を超えた風俗通い等を好む人物でないかどうか)
結婚相手の親族
- 家族構成
- 近所の評判
- 現在の実家住所
- 健康状態
- 金融資産
- 金銭感覚
- 借金
- 金銭トラブルの有無
- 犯罪歴
- 宗教団体や政治団体との関わり
- 反社会的勢力との関わり
一般的に親族の調査範囲は、結婚相手の3親等までとされています。しかし全ての親族に関する情報が得たい場合は、依頼することが可能です。
結婚は2人だけの問題ではありません。いくら結婚相手本人が良い人であったとしても、家族や親戚にトラブルメーカーのような存在がいる場合、結婚後に問題が発生する可能性が高まります。
知った上で「それでも結婚したい」と言われるのであれば構いません。しかし、結婚後に「こんなはずじゃなかった!」と思うような出来事は、極力避けるべきです。
結婚調査・結婚詐欺のすべて

ここからは、依頼主の方にとって気になる調査方法や期間、料金などの具体的内容についてご説明します。
結婚調査とは?
結婚調査とは、離婚や結婚後のトラブルを未然に防ぐために、事前に結婚相手と結婚相手の家族・親戚に関する情報を集めるための調査です。別名、婚前調査・身辺調査とも言います。
現在、結婚したカップルの3組に1組が離婚しています。
離婚理由として多くあげられている
- 金銭的理由
- 暴力
- 浮気
- 性格の不一致
- 嫁姑問題など相手家族との関係
といった問題が起きる可能性を事前に確認する上でも、結婚調査に関する関心は高まりつつあります。
また結婚する気がなく、お金を借りることを目的とする結婚詐欺を一刻も早く見抜き、見切りをつけるという意味でも、結婚調査は効果的と言えます。
結婚調査・結婚詐欺調査の方法
結婚調査、結婚詐欺調査を行う場合、主に用いられるのが「聞き込み調査」です。その他、素行調査同様「尾行」や「張り込み」も必要に応じて行われます。
聞き込み調査
対象者や家族、親戚に直接尋ねず、第三者から情報収集を行う「側調」と、探偵の身分を明かさずに直接対象者に尋ねる方法を「直調」を使い分け、情報収集を行います。
もちろん、結婚調査であることは明かしません。あくまで自然な形で対象者とその周辺の情報を得ることが、SAT探偵事務所ならではの腕の見せ所です。
張り込み
対象者の住居付近に張り込み、生活リズムや家族構成、家を訪れる人物との関係などを調査します。依頼主以外に親しい異性がいないかどうかもチェックします。必要に応じて、対象者の実家付近での張り込みも行います。
尾行
対象者に気付かれないよう自宅を出てからの行動を監視し、事前に聞いていた勤務先に本当に勤めているかどうか、プライベートの過ごし方はどうか、などの情報収集を行います。尾行により、ギャンブルや風俗通いなどの悪癖が判明することもあります。
結婚調査・結婚詐欺調査におけるプロと素人の違い
結婚調査の場合、他の調査以上に相手に気付かれるリスクを避けなければいけません。
もし、相手にやましいことがなければ、「結婚を考えているほど愛している相手が、自分を疑っていた」という事実は、ただただショックで受け入れがたいものです。実際に調査が相手にバレてしまい、婚約破棄や破談となったケースもあります。
結婚調査は、問題点の粗探しではありません。幸せな結婚をするため、結婚後のリスクを未然に防ぐためのものです。そのためにも、絶対に相手に気付かれてはいけないものです。
また、素行調査や浮気・不倫調査と大きく異なる点は、聞き取り調査の技術が求められる点です。いくらプロを名乗っていたとしても結婚調査の経験が浅い探偵事務所や興信所も存在します。そのような会社に依頼したことで、聞き込みに失敗し、残念ながら必要な情報が手に入らなかったというケースも少なくありません。
具体的な失敗事例を見ておきましょう。
素人が調査を行い、失敗した事例
- 相手の自宅住所付近をうろうろしていたため、近所の人から本人に話が行ってしまった
- 相手の友人に尋ねたが、はぐらかされてしまった
- 異性関係が心配で、アパート近くで張り込みをしたら気付かれてしまった
経験が浅い探偵事務所・興信所に依頼し失敗した事例
- 結婚調査を行なっていることを本人に気付かれてしまい、信頼を失い破談となった
- 問題がない人物だと言われ安心したが、結婚後にギャンブル癖が発覚し、調査されていないことがわかった
一方、経験豊富な探偵事務所に結婚調査・結婚詐欺調査を依頼するメリットとは次の通りです。
- 聞き込み調査において、相手との適切な距離を掴み確実な情報を引き出すことができる
- プロの機材や撮影技術を活かし、夜間や雨の日などの条件下でも証拠の撮影が可能
- 急いで結果が知りたいときなど、短時間での調査が可能
尾行や張り込みにも高度な技術が必要ですが、結婚調査・結婚詐欺調査の場合、様々な人物から信頼できる情報を集めるための聞き取りテクニックが必要とされます。
これは一朝一夕に身につくものではありません。尋ねた相手の心を開かせ、不信感を抱かれることなく、対象者の情報を得ることができるのは、日々訓練を積み重ねているプロの探偵ならではと言えます。
結婚調査・結婚詐欺調査の期間
結婚調査・結婚詐欺調査に必要な期間は、およそ1ヵ月~2ヵ月です。
ただし、対象者の情報を整理した上で、誰に聞き込みを行うかなどの計画を立てて実行に移すため、即日調査を開始するわけではありません。
また、調査期間は「事前に提出できる情報量」と「調査を希望する量」によって変動します。
調査が長くなる場合
- 対象者の実家の住所や家族構成が不明である
- 友人に一度も会ったことがなく、交友関係がわからない
調査が短期間で終わる場合
- 実家住所や家族構成、勤務先といったデータを提出できる
- 相手が話した勤務先や雇用形態は偽りがないことが判明しているなど、調査が不要な部分がある
- 離婚の事実は知っているため、離婚の理由だけが知りたいなど的を絞った調査ができる
結婚調査では、結婚相手の様々な情報収集が可能です。しかし、求められる内容が増えれば増えるほど、調査期間が長くなる傾向にあります。さらにSNSやお見合いパーティ等で知り合った人物の場合、相手に関する情報が乏しい場合が多く、調査が長期間に及ぶことも少なくありません。
ただし、結婚調査の場合、浮気・不倫調査などと異なり、日数や時間単位での料金計算は行なっておりません。また、探偵事務所SATでは、ご相談後お見積もりをお渡しする際に、予想される期間についてもお伝えさせていただきますのでご安心ください。
結婚調査・結婚詐欺(離婚)の料金
結婚調査・結婚詐欺の調査料金は、内容や条件によって異なります。また、結婚調査の場合、複数人への聞き込みが中心となるため、一概に「何日で情報が収集できる」と言い切ることができません。
そのため、日数や時間単位ではなく、事前の提出データ量や依頼調査内容に基づき、調査一式につきいくらという請求になることが一般的です。
探偵事務所SATでは、現段階での情報量と依頼内容をお伺いした上で、お見積もりを作成しております。契約後の追加料金は一切いただいておりませんのでご安心ください。
お引き受けできない調査について
探偵事務所SATでは、違法行為は一切行なっておりません。
- 盗聴や盗撮などの違法行為
- 差別につながる調査
- 貯金残高やローン残高の調査
- ストーカーやDV、犯罪を目的とする依頼に関する調査
等は、全てお断りしております。
あくまで独自のルートに基づき、合法的な調査を行なっておりますのでご安心ください。
結婚調査・結婚詐欺調査の相場
結婚調査の相場は、求める内容によって異なります。
結婚相手に関する情報1件(年齢だけ、離婚理由だけなど) | 5万〜 |
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結婚相手に関する情報+周囲の評判 | 15万〜30万 |
上記に加え、家族構成+家族全体の評判 | 30万〜50万 |
上記に加え、将来性や健康面など | 50万〜100万 |
上記に加え、尾行や張り込みも行い全体的な結婚相手としての適正の判断 | 100万〜200万 |
こちらの金額を基本とし、事前に提供できるデータ(実家住所や、家族構成など)がある場合、内容や量に応じて割引されると考えてください。
相場と比べ、あまりに高額な見積もりの場合、既に知っている情報を改めて調査しようとしていたり、不要な人件費が上乗せされていたりする可能性があります。逆に安すぎる場合は、経験の浅い探偵やスタッフが捜査したり、実際に調査を行わずに「問題なし」とされたりすることがあるため、注意しましょう。
また見積もりを依頼する際には、金額だけにとらわれず調査書のサンプルを確認することも大切です。
効率よく結婚調査・結婚詐欺調査をするための4つのポイント

結婚調査・結婚詐欺調査の場合、期間によって金額が変わるわけではありませんが、ダラダラと調査を続けられるのは困りものです。
何の問題もないようであれば、一刻も早く結婚したいと思う方も多いことでしょう。また逆に、問題がある相手であれば別れて次の相手を探す必要があります。
ここでは、効率よく調査を進めるために依頼主側が心がけておきたいポイントをご説明します。
情報を事前にまとめておく
まずは、あなたが持っている情報を全て探偵に伝えましょう。相手から直接聞いた内容と、事実確認ができている内容(免許証を見たため、生年月日は間違いないなど)を分けておくと、より伝わりやすくなります。
調査対象者に関するデータ
- 名前
- 生年月日
- 住所
- 顔写真(メガネをかける人の場合、裸眼・メガネ両方の顔)、身長、体格
- 車の車種、色、ナンバー
- 勤務先の名称、住所
- よく行う移動方法(車、電車、バイク、自転車など)
- 行きつけの店の名前、住所
調査対象者の家族に関するデータ
- 実家住所
- 家族構成
調査のゴール・目的を決めておく
探偵に依頼する内容が複雑になればなるほど、時間も費用もかかります。そのため「相手のことを調べて欲しい」といった曖昧な依頼ではなく、相手が話してくれないことや、相手の話で違和感を感じる部分に的を絞って依頼すると良いでしょう。
例1 | 【悩み】 両親に会わせてくれない・実家を教えて貰えない 【依頼内容】 実家住所や家族構成を調べて欲しい |
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例2 | 【悩み】 週末はいつも会えない。既婚者かも? 【依頼内容】 婚姻歴と、週末の行動パターンを調べて欲しい |
例3 | 【悩み】 正社員だと言っているけれど、本当は派遣社員かもしれない 【依頼内容】 実際の勤務形態が知りたい。他にも嘘を付いていることがあるかもしれないので、学歴や過去の職歴、婚姻歴も調べて欲しい |
調査の期間・期限を絞る
見積もりを依頼する際には、調査期間について相談しましょう。期間を曖昧にしておくと、調査自体がダラダラと続くだけでなく、後日不要な経費を請求される可能性があります。
また、情報を提供し調べて欲しい内容を伝えたにも関わらず、必要な調査期間を濁す探偵事務所や興信所は、真摯な対応ができているとは言えません。実際の調査手腕にも疑問が残りますので、避けた方が良いでしょう。
見積もり、報告形式、追加料金について確認する
結婚調査・結婚詐欺調査を依頼する場合、調査会社、探偵事務所、興信所と様々な選択肢の中から選ぶことになります。依頼先によって調査費用も異なるため、無料相談の段階で見積もりを依頼し、比較しましょう。
その際、金額以上に重要となるのが結婚調査・結婚詐欺調査に関する経験の有無です。金額の安さだけで決めることなく、実績のある依頼先を選びましょう。
同時に調査報告書の形式や予測される調査期間、調査中の連絡方法や追加料金の有無も確認してください。
結婚調査費用は、新たな人生を踏み出す前に必要な、幸せになるための大切なお金です。無用なトラブルを避けるためにも、事前に確認を行い、納得の上契約することをおすすめします。
探偵事務所SATでは、契約後の追加料金は一切いただきません。また、契約書に記載した報告形式にて証拠を提出致しますのでご安心ください。