浮気の証拠を集める際に、よく利用されるのが「盗聴器」です。ただ、一般の人にとってはあまり馴染みがないのではないでしょうか。

しかし、実際には様々な盗聴器が市販されています。主に使われているのは、電波を使って盗聴する「無線式盗聴器」、リアルタイムで盗聴することはできないものの機械の性能によっては長時間の録音が可能な「録音式盗聴器」の2種類です。

さらにコンセントやボールペンの形をした盗聴器や、隙間に差し込めるカード型など、形の種類も豊富で、インターネットなどで気軽に購入することができます。

しかし、いくら盗聴器を手に入れたとしても、適切な使い方をしなければ思ったような効果は得られません。

ここでは、浮気調査を目的に盗聴器を仕掛ける際のポイントについてご説明します。

盗聴器はどこに仕掛けるとベスト?場所別の方法をチェック!

盗聴器といっても、万能ではありません。何よりも重要なことは、対象者に気づかれないこと、そして必要な情報が得られる場所に設置することです。

「自分が知りたいことは何か」を考えた上で、どの場所に設置することで一番欲しい情報が得られるかを考えてみましょう。

例えば

  • 浮気相手と車で出かけていることは確認済み、会話内容を知りたい → 車内に盗聴器を設置する
  • 浮気しているかもしれないし、していないかもしれない。でも怪しい → 普段持ち歩くものに設置し、日常の行動を把握する

など、ある程度予測を立てた上で、仕掛けることが重要です。また仕掛ける場所がある程度決まれば、どういったタイプの盗聴器(薄い、軽いなど)が適しているかが見えてくるでしょう。

それでは、盗聴器を設置する場所別に、具体的な方法を見ておきましょう。

持ち物・カバンに仕掛ける方法

常に対象者が持ち歩いているもの、例えばカバンなどに仕掛けることで、一見効率良く情報収集ができるように思われます。

しかし、盗聴器の種類にもよりますが

  • 大きさ
  • 重さ
  • 電波の飛距離
  • 集音能力

以上4つの問題点をクリアしなければ、対象者本人に持たせておくことはできません。

電池タイプの盗聴器であれば、最低でも電池サイズの大きさとなります。また重みのあるタイプであれば、いくらカバンの底に隠したとして、持った瞬間に違和感を感じることになるでしょう。

また隠せば隠すほど、対象者には見つかりにくくなりますが、同時に本来入手したい音声が聞き取りにくくなります。何を話しているのかわからないようでは、盗聴する意味はありません。また、盗聴器を使用し、リアルタイムに電波を受信するためには少なくとも100m以内に入らなければいけません。

録音式の盗聴器であれば、後日改めて回収することになります。配偶者が自分の持ち物に無頓着なタイプであれば、ボールペン型やカード型を忍ばせるというのもひとつの方法でしょう。

ただし、録音内容を確認するために、何度も持ち物やカバンを触ることになるため、気付かれるリスクも高くなります。

これらの条件をクリアし、盗聴器を対象者に持たせ続けるのは難しいと言えるでしょう。

車に仕掛ける方法

車に盗聴器を仕掛ける場所として、一般的なポイントは次の4つです。

  • ダッシュボード
  • ルームランプ
  • ぬいぐるみなど最初から車内に置かれていたものの中
  • 助手席や運転席のシートの下

会話や音声を聞き取りたいのであれば、車内、さらに運転席や助手席の近くでなければ、意味を成しません。

また、場所によってはエンジン音や車内の音楽の方を大きく認識してしまう可能性もあります。実際に盗聴器を仕掛ける前に、録音品質を確認しておくことが大切です。

携帯電話に仕掛ける方法

現在、すでに何種類もの盗聴アプリが販売されています。対象者のスマートフォンに盗聴アプリをインストールすることで

  • PCから遠隔操作(カメラやマイクを起動し、盗撮・盗聴が可能)
  • PCから位置情報の確認

といったことも可能です。ネット回線や電話回線を通して画像や音声を送ることができるため、距離も関係ありません。

しかし、本人に無断でアプリをインストールする行為は、盗聴アプリに限らず犯罪行為です。刑法168条「不正指令電磁的記録に関する罪」に値する可能性もあるため、おすすめできません。

しかし

  • 相手の了解を得て、アプリをインストールする
  • 自分が契約した携帯電話にアプリをインストールした状態で、対象者に貸す

といった方法であれば、合法となります。

ただ、浮気している配偶者がアプリのインストールを受け入れる可能性は低く、話を持ち出すことで警戒され、証拠隠滅に動く可能性もあります。

携帯電話を用いて盗聴を行うのは、リスクが高いと言えるでしょう。

盗聴器を設置することで得られる情報は?盗聴に失敗するリスク・浮気の証拠に盗聴は必要か

盗聴器を設置し、盗聴に成功した場合

  • 配偶者が出会った人物と会話内容
  • 配偶者と浮気相手の親密度(関係性)
  • 配偶者と浮気相手が次に会う日や場所
  • 配偶者が立ち寄った場所(行動範囲)
  • 不貞行為(肉体関係)と推測される音声

といった内容を把握することが可能です。

ただし、先ほども申し上げましたようにこれらは「対象者に気付かれずに盗聴器を設置し、なおかつ最大限集音力が発揮できた場合」に限ります。

また、仮に会話がはっきりと聞き取れるほどの音質だとしても、デジタルデータは加工が可能なため、裁判等で証拠として使用することはできません。あくまで自分の確認のための証拠だと認識しておきましょう。

盗聴器を設置し、失敗したケースとは?

盗聴器を購入すること自体は、難しいことではありません。中にはリーズナブルな価格で購入できるタイプもあり、軽い気持ちで「配偶者の浮気調査をしてみよう」と考える人も存在します。

しかし、実際には盗聴器を設置したことによるトラブルが多発しています。その一例をご紹介します。

  • 盗聴器を設置したが、配偶者または浮気相手にバレてしまった
  • 車内に設置したが、場所が悪く全く何を話していたのか聞き取れなかった
  • 設置したが、回収するタイミングを見失ってしまい放置状態になっている
  • 設置したはずの盗聴器が見当たらないが、配偶者に尋ねるわけにもいかず困っている
  • 高性能とうたわれている盗聴器を購入したが使いこなせない
  • 盗聴器を設置し、浮気の証拠を得たが裁判では使えないと言われた
  • 違法と知りながら、盗聴アプリを勝手にインストールし、離婚を告げられた
  • 車に盗聴器を設置したことで不貞行為(肉体関係)の事実を知り、鬱になった

いかがでしょうか。盗聴器の性能自体を活かしきれないパターンもあれば、盗聴したことにより浮気の事実を突きつけられ、心身ともに苦しめられているといったパターンも存在していることがお分りいただけたのではないでしょうか。

盗聴自体は犯罪ではありません。あなたが盗聴したことを咎める人もいません。しかし、盗聴し、事実を直接知ることが、精神的に大きな負担となることがあるのです。

仕掛ける場所・方法を考えたとしても、浮気の証拠が手に入るとは限らない

盗聴器の性能自体は日に日に進化しています。また盗聴アプリだけでなく、携帯電話やICレコーダーの録音機能を使い盗聴する方法もあります。

本気で盗聴器を使いこなしたいのであれば、仕掛ける場所・方法を工夫し、念入りに準備しなければいけません。

しかし、それは今まで盗聴器を扱ったことがない一般の人には、大変難しいことです。

単に「浮気相手との会話を聞いてみたい」というレベルであれば構いませんが、例えそうだとしても決して安くない金額の盗聴器を購入し、見つかるリスクを犯してまで行動すべきことでしょうか?

盗聴器を使い浮気調査をしたいと考える本当の目的は「配偶者と浮気相手の浮気の証拠を見つけて、謝罪してもらいたい」「離婚したい・慰謝料を請求したい」という部分ではありませんか?

そうであれば、自分で盗聴器を設置し浮気調査を行うといった遠回りなことはせず、浮気調査のプロである探偵に相談することをおすすめします。

盗聴器を使用した浮気調査をする前に!まずはプロの探偵に相談を!

素人が盗聴器を扱い、浮気調査を行うことによるメリットは、ほとんどありません。「浮気の事実を確認したいだけ」と思っていたとしても、確認した後は、謝罪を求めたくなったり、離婚に向けて動き出したくなったりというパターンは多いです。

探偵事務所SATでは、盗聴器の使用の有無に関わらず、浮気調査に関するご相談をお受けしています。

ご相談内容に応じて、必要であれば合法的な範囲で盗聴器を設置し調査に入ります。また、盗聴器を使う必要がないと判断した場合は、聞き込み・張り込み・尾行、そしてデータ調査などを総合的に使用し、依頼主の目的達成に向け、調査を開始します。

大切なことは盗聴器を用いて浮気調査をするかどうか、ではありません。

探偵事務所SATでは、今のお悩みを解決するためにはどうすれば良いか、また、解決後の人生にどういったことが必要かといった点を大切に、親身にお話を聞かせていただきます。

盗聴器を設置し、配偶者や浮気相手にバレてしまった後の調査依頼は、相手の警戒心も高まっており、通常の浮気調査に比べ時間がかかる可能性が高いです。

ご自分で盗聴器を設置する前に、まずは一度、無料相談をご利用ください。