【投稿日】 2023年5月23日 【最終更新日】 2023年5月31日
昨今は、浮気調査アプリとしてmSpyが有名です。
mSpyは、本来家族や子供の身の安全を守るために開発された監視用アプリです。
そのため、mSpy公式ホームページでは「家族の安全や従業員の生産性を確認するためのアプリ」と表記されています。
実際にはGPS機能や、メールや保存した写真の確認ができ、浮気調査アプリとしても使えます。
SAT探偵事務所 京都本部の代表取締役社長。
浮気調査や人探しといった個人向けのメジャーな調査はもちろん、他所では受任できない難度の企業向けの調査(信用調査、与信調査、M&A時等におけるDD 等)や経営コンサルティング業務にも従事している。
「mSpy(エムスパイ)」の機能
mSpyの主な機能は以下の7つです。
- LINE等、チャットアプリでのやり取りの閲覧
- SMSやSNSでのやり取りの閲覧
- インターネットの閲覧記録を見れる
- 通話履歴の確認
- GPS機能
- 写真の閲覧
- 録音・撮影・その他の機能
それぞれの機能を、以下から段落ごとに具体的に紹介します。
【機能1】LINE等、チャットアプリでのやり取りの閲覧
mSpyをパートナーのスマホにインストールすることで、自分のスマホからパートナーのLINEのやり取りを閲覧することができます。
また、LINEの他にもチャットアプリ全般なら閲覧することが可能です。
【機能2】SMSやSNSでのやり取りの閲覧
mSpyは、監視先のスマートフォンにインストールされている以下のようなチャットアプリ全般のやり取りを閲覧することができます。
- スカイプ
- テレグラム
- Viber
- ティンダー
- iMessage
【機能3】インターネットの閲覧記録を見れる
mSpyは、相手がインターネットで何を検索しているかなど、ネットに閲覧履歴をたどれます。
例えば、ネット閲覧履歴で浮気に関する情報がないかなどを探ることができます。
【機能4】通話履歴の確認
mSpyは通話履歴の確認も可能です。
そのため、監視対象者が何時に誰と電話していたか、誰と何回電話していたかなどを調べることができます。
【機能5】GPS機能
GPS機能が搭載されている浮気調査アプリは多いです。
mSpyにもGPS機能が搭載されており、相手の位置情報をいつでも確認することができます。
ただし、相手のスマホの電源が入っていないとGPS機能は使えないので注意が必要です。
【機能6】写真の閲覧
mSpyは、相手が保存している写真を閲覧することができるため、例えば浮気相手との写真がないかなどが気になる時に役立ちます。
【機能7】録音・撮影・その他の機能
mSpyでは、録音や撮影が遠隔操作で行えたり、インストールしたアプリを閲覧できたりと、さまざまな機能を使うことができます。
「mSpy(エムスパイ)」はジェイルブレイク(脱獄)・ルート化を行うとフル機能が使用可能に
mSpyは、AppleやGoogleなどで公認されていないアプリです。
ただ単にスマホにインストールしただけでは全部の機能を使うことができません。
そのため、スマートフォンにおいてジェイルブレイク・ルート化をすることで機能をフルに使うことができるようになります。
ジェイルブレイク・ルート化をしているか・していないかによる機能差は以下の通りです。
iOS | Android | |
---|---|---|
ジェイルブレイク・ルート化有り | 全ての機能が使用可能 | 全ての機能が使用可能 |
ジェイルブレイク・ルート化無し | テキストのみの監視 | テキストのみの監視 |
また、以下からはジェイルブレイク化・ルート化の需要やメリット・デメリットについても具体的に解説していきます。
ジェイルブレイク化・ルート化の重要性について
ジェイルブレイク化・ルート化(脱獄)していないスマートフォンでは、Apple公式のApple Storeからしかアプリをダウンロードすることはできません。
しかし脱獄を行うことで、Appleの管理下から外れ、スマホ上のアクセス権限といった制限を解除できるため、Apple非公式のアプリでも使用できるようになります。
mSpyのインストールにおいては、Androidでも脱獄行為が必要です。
ジェイルブレイク化・ルート化のメリット・デメリット
ジェイルブレイク化・ルート化のメリット・デメリットは以下の通りです。
メリット | ・非公式アプリが使用できる ・トップ画像や背景の変更 ・カメラのシャッター音なし ・広告非表示 |
---|---|
デメリット | ・ジェイルブレイク、ルート化は保証がなくなり、動作環境に不具合が出やすい ・セキュリティが低くなる ・脱獄に失敗すると動かなくなる |
上記のように、ジェイルブレイク化・ルート化をすることで、mSpyの全機能が使えるようになるため、メリットは多くなります。
しかしジェイルブレイク化・ルート化することで、iOSの方はApple社、Androidの方は各携帯会社のキャリア保証が受けられなくなる可能性があります。
また、場合によってはスマホが正しく動作しなくなったり、普段より動きが遅くなったりすることがあります。
ジェイルブレイク・ルート化の方法
ジェイルブレイク化・ルート化を行うには、ジェイルブレイク化・ルート化専用のソフトを使用することになります。
使用するソフトに関しては、使用しているスマホや各OSのバージョンによって異なるため、ジェイルブレイク化・ルート化する前に調べてみてください。
基本的にソフトは無料で配布されており、新しいiOSの場合は有料の場合もあります。
あらかじめ脱獄行為に必要な条件を確認してください。
脱獄行為の手順は、調査したい対象のスマホなどにソフトをダウンロードして起動させることから始まります。
その後、ジェイルブレイク化・ルート化するか否かの通知が表示されるので、必要なことを選択していきます。
分析が始まり、ファイルへ書き込み変換が行われ、無事成功すれば、終了メッセージが表示され完了です。
他社の浮気調査ができるアプリとの違い
浮気調査アプリはmSpyの他にもたくさんあります。
他のアプリとmSpyの大きな違いは、アイコンを非表示にできるところです。
他の浮気調査アプリはアイコンを隠せないものが多いため、相手のスマホにインストールしても、バレる可能性が高いです。
一方mSpyは、バックグラウンドモードという機能を選ぶことで、アイコンを非表示にすることができます。
他にも、他社の浮気調査に使えるアプリは「公式アプリを、ダウンロードするストアからダウンロードする」という操作で利用するものの、mSpyは公式サイトから、プランを選んで直接購入する必要があるなどの違いがあります。
mSpy(エムスパイ)のデメリット
mSpyは利用する上でのメリットも多いものの、デメリットも存在します。
mSpyのデメリットを大きくまとめると以下の5つです。
- パートナーのスマホにアプリをインストールしないといけないため、バレる可能性がある
- iPhoneは、iCloud接続のために監視先の人間のApple IDとパスワードが必要
- mSpyは有料。プランと契約期間により金額が異なる
- mSpyを勝手にインストールすると違法
- 海外サービスであるためサポート面が不安
以下からは、それぞれのデメリットを具体的に解説していきます。
デメリット1:パートナーのスマホにアプリをインストールしないといけないため、バレる可能性がある
mSpyを利用するには、監視したい相手のスマホにmSpyアプリをインストールする必要があるため、相手にばれる可能性がある点がデメリットです。
バレる原因としては、アイコンが表示されていたり、ジェイルブレイク化・ルート化したことによる不具合だったりと様々です。
特にありがちなバレる原因は、インストールした履歴を見られてしまうことによるものです。
どんなに便利なアプリでも、相手のスマホにインストールする時点で「絶対にバレない」という保証はないため、利用する際は注意が必要です。
デメリット2:iPhoneは、iCloud接続のために相手のApple IDとパスワードが必須
iPhoneでmSpyのフル機能を利用するには、ジェイルブレイク化・ルート化しなければいけません。
iPhoneはアプリの接続がiCloudを介すことになるため、ジェイルブレイク化・ルート化を行った後にアプリを利用する場合は、監視先の端末の利用者本人のApple IDとパスワードが必要です。
そのためmSpyを利用したくても、相手のApple IDとパスワードが不明な場合は利用できません。
デメリット3:mSpyの利用は有料。プランや契約期間により金額が異なる
mSpyは、どのスマホでも利用できることに人気の理由があります。
ただし、利用するためには有料プランがほぼ必須です。
使うプランや契約期間によって料金は変わるものの、基本的な料金は2023年4月現在で以下の通りです。
- ベーシックプラン:$29.99(約3,000円/月)
- プレミアムプラン:$69.99(約7,000円/月)
上記の通り、mSpyはドルでの支払いとなります。
また、料金的にも有料アプリの中では高額に分類されます。
デメリット4: mSpyを相手に許可なくインストールすると違法!
mSpyは、浮気調査にも使えて便利なアプリであるものの、監視先相手の許可なく相手のスマートフォンにインストールしてしまうと違法になります。
事前に書面での承諾書を交わし、相手の許可を得ていれば合法でアプリを利用できますが、浮気調査に使うとなると許可を得るのは難しいです。
例えば夫婦であっても、自分以外のスマホにアプリを勝手にダウンロードしてしまったら法律違反となるので注意が必要です。
以下の法律に違反する可能性があります。
- 不正アクセス禁止法(ロックを解除してLINEを見るのは違法)
- 不正指令電磁的記録に関する罪(同意ないアプリインストールは違法)
- ウィルス供用罪(相手の同意のないアプリの操作)
正規の手順を踏まなければ犯罪になるということは、アプリによって浮気の証拠を押さえられても、アプリを利用したせいで、法に触れて逆に訴えられてしまうことがありえるのです。
また、違法に入手した証拠は裁判で証拠として認められない可能性があるため注意が必要です。
デメリット5:運営元が海外なため、サポート面が不安
mSpyは海外製アプリであるため、サポートも海外から行われます。
そのため、言語の壁に阻まれて性格なサポートが受けられるかどうかがわかりません。
さらに有料アプリであるため、途中で解約したい時や、利用方法に関して問い合わせしたい時なども、英語に堪能でない限り不安が残ることになります。
mSpy(エムスパイ)の使用方法
mSpyを使うための手順は以下の通りです。
<画像>
さらに以下からは、それぞれの手順を具体的に解説します。
手順1:mSpyの公式サイトからアカウントを新規作成
まずは、自分のスマホなどからmSpyの公式ホームページに飛び、メールアドレスを入力してアカウントを作ります。
この際、使用するメールアドレスは、自分しか見れない(共有ではない)メールアドレスを使うべきです。
また、mSpyは使用できないドメインがないため、フリーメールなどを利用するのもおすすめです。
手順2:利用プランを決め、支払い
次はアプリを利用する上で使うプランの選択です。
ホームページ内のオンラインストアでプラン選択ができるので、希望のプランを選択してください。
選択後、表示画面に従って氏名や国際情報を入力し、決済へ移ります。
決済方法はクレジットカード限定です。
支払いが完了すると、「アカウントを作成した際に入力したメールアドレス」宛に確認の連絡が送られてくるため、入力内容に間違いがないか確認しておきましょう。
手順3:相手のスマホにmSpy(エムスパイ)アプリをインストール
アカウント設定が終了したら、調査対象のスマホにmSpyをインストールする作業に移ります。
設定はそこまで時間はかからないものの、相手のスマホを操作することになるため、注意してください。
iPhoneとAndroidのどちらにおいてもmSpyは非公式のアプリとして扱われるため、設定直後は一部の機能しか利用できません。
また、ジェイルブレイク(脱獄)・ルート化する場合は、少し時間がかかるため、相手にそこそこの長時間、スマートフォンを借りる約束を取り付けないといけません。
手順4:監視するスマホやパソコンにmSpyをセットアップ
監視したいスマホにmSpyをインストールして設定が終わったら、自分のスマホにもmSpyをインストールして設定を行います。
見やすさを優先するならパソコンに、出先などでのチェックしやすさを優先するならスマホにインストールしてください。
設定が完了したら、コントロールパネルでログインをすれば監視対象にした相手のスマホの動きをチェックすることができます。
mSpy(エムスパイ)の口コミ・評判
mSpyを利用する前に、実際に使った人の声を知りたいという方もいるかと思います。
そこで、実際にmSpyを利用している人による評価として口コミを以下に2つ紹介します。
mSpyを使う前はちゃんと使えるか不安だったのですが、しっかりとサポートしていただけたので助かりました。今回は子供の位置情報などを見るために利用しましたが、浮気調査などにも便利だと思います。ただ、料金がもう少し安くなるとありがたいです。
40代女性
mSpyは海外が制作会社だったので、サポート面に不安がありましたが、困った時には意外と丁寧に対応してくれました。スマホのジェルブレイク化・ルート化はリスクがありましたが、成功してしまえばスムーズに利用できるので、mSpyを選んで良かったです。ただ、安全性を考えれば探偵などに依頼した方がいいのかなとも思いました。
30代女性
mSpy(エムスパイ)で、よくある質問
mSpyを使うにあたって、ユーザーからよくある質問をまとめましたので参考にしてください。
mSpyに関してよくある質問は、以下の6つです。
- 操作方法がわからない
- 相手に通知はいくのかわからない
- 監視できるデバイス数がいくつなのか知りたい
- 解約や途中解約したい場合どうすればいいのか知りたい
- 対応機種や端末はが知りたい
- 「mSpy」は本当に浮気調査に役立つのか知りたい
それぞれの質問について、以下からさらに具体的に解説します。
【1】操作方法がわからない
mSpyは海外のアプリではあるものの、24時間対応しているサポートサービスがあり、操作方法が分からない方も安心して利用できます。
問い合わせ方法はチャットかメールが利用でき、基本無料です。
電話でも問い合わせは可能であり、有料になります。
海外のサービスなため、言語対応などに自信がある場合の利用をおすすめします。
【2】通知は相手に行くのかわからない
mSpyは、アイコン自体を見えなくする機能があるため、アプリ自体を相手に気づかせないようにすることはできますが、通知が相手にいくかどうかの情報は出ていないため、はっきりとした答えは出せません。
ですが、監視アプリとしては優秀と言われているため、通知がいく可能性は低いと考えて良いでしょう。
【3】監視できるデバイス数がいくつなのか知りたい
mSpyは、スマホやパソコン等、デバイス数には制限がなく、いくつも監視することができます。
【4】解約や途中解約したい場合
mSpyは解約・途中解約が可能です。
契約方法がサブスクリプションであるため、契約の続行をキャンセルすれば解約できます。
気をつけたいのは自動更新にしている場合です。
登録時、初回契約時に自動更新を選んでしまった場合は、カスタマーセンターへの問い合わせをおすすめします。
【5】対応している機種や端末が知りたい
mSpyは、iPhone、Androidどちらのスマホでも使用可能ではあるものの、自分のスマホがmSpyを利用できる機種かどうかは、使用前に公式ホームページで確認してください。
【6】「mSpy」は本当に浮気調査に役立つのか知りたい
mSpyは、監視したい相手のスマホへのインストールさえできれば、LINEの閲覧や写真フォルダの閲覧をすることができるようになり、浮気調査に役立つといえます。
しかしながら、無断で第三者のデバイスに何らかのアプリをインストールをしたり、相手のスマホを許可なく開いたりする行為は法律違反となる場合があるため、使用には注意が必要です。
mSpyは便利だが、リスクが高すぎる!結果、探偵に相談したほうがコスパが良い!
今回は、mSpyは浮気調査に使えるのかどうかを紹介しました。
mSpyは多機能であり、浮気調査に使えるとはいえます。
しかし、使用方法によっては法に触れるリスクがあります。
そんな危険を犯して浮気調査をするくらいなら、探偵に相談した方がコスパ面でも調査内容的にも満足できるはずです。
浮気・不倫調査なら探偵事務所SATまでおまかせ!
浮気調査に使えると言われるアプリは多数あり、mSpyもその一つですが、違法リスクや相手側に調査していることがバレるリスクがあります。
そのため、探偵事務所SATでは、ご自身でこういった浮気調査アプリを使用することは推奨しておりません。
確かに探偵事務所に浮気調査を依頼するよりは、価格自体は安くなるので、お得な方法に見えますが、その分成功率が低く、かつリスクも大きい方法なので、長い目で見ると割高になってしまいます。
探偵事務所SATにもそういったご自身で浮気調査をして、全く成功しなかったという方が依頼に来られることがあります。
多くの場合、相手にバレてしまっており調査を警戒されていたり、調査の難易度が上がってしまい、結果的に価格もそれに伴い高くなってしまうことがほとんどです。
「自分で調査をするんじゃなかった・・・」と後悔される方も多いので、浮気調査はご自身でやるよりも、探偵事務所に依頼をするようにしましょう。
探偵事務所SATでは、ご自身のご要望や、将来的にこの調査をどのように活用していきたいか、などをしっかりとヒアリングさせていただき、調査提案を行っております。
浮気調査を依頼したいけど・・・一体どれぐらいかかるんだろう?など不安がある方は、まずはお電話やメールにてご相談ください。
ヒアリングをさせていただき、お見積もりをさせていただきます。
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