【投稿日】 2018年7月23日 【最終更新日】 2021年10月21日

遠く離れている家族、友人、恋人と連絡がとれないとしたら・・・心配でどうして良いかわからないといった状況になる方は多いことでしょう。「今すぐ見にいきたい」「でも、仕事や日常があり、すぐに動くことができない」といったジレンマを抱え、困っているケースは少なくありません。

でも、ご安心ください。探偵に安否確認を目的とした人探しを依頼することで、不安を解消することは可能です。

ここでは探偵への具体的な依頼内容から、安否確認が依頼できるケース、必要な情報、探偵以外に安否確認を依頼する方法まで、丁寧にご説明します。

探偵に安否確認・生存確認を依頼した事例とは?

まずは、探偵に安否確認・生存確認を依頼した具体的事例について見ておきましょう。

  • 遠距離恋愛中の恋人と突然連絡がとれなくなった。ケンカもしていないし、心当たりが何もないので心配。
  • 婚活パーティで出会った人物と、もう一度会うと言っていた友人と音信不通になっている。何かトラブルに巻き込まれたのではないか。
  • 400km以上離れた場所にある実家で暮らす父親と連絡がとれない。携帯電話の電源も切れている。無事を確認してほしい。
  • 知り合ったきっかけはインターネットだが、すでに5年以上の付き合いである友人と突然連絡が取れなくなった。何かあったのかと心配。
  • 先日大雪が降って以来、何度電話をかけても祖父が出ない。雪下ろし中に事故でもあったのではないか。
  • 長期海外出張中の娘と連絡がとれない。元気かどうかだけでもいいので知りたい。
  • 高齢の両親が2人で住んでいるので、定期的に様子を見に行き、安否確認をお願いしたい。
  • 相続の権利を持つ人物が遠方にいる。生きているかどうかを確認してほしい。
  • 数年前にお金を貸した高齢の友人と音信不通だ。今も生きているのか知りたい。

依頼内容は様々ですが、突然連絡がとれなくなり、戸惑ったり心配されたりするケースは、想像以上に多いものです。

しかし、通常の所在調査・人探しよりも、現住所の情報がはっきりとしている点は、安否確認における特徴のひとつです。明確な情報があることで、調査もスムーズに進むことが多いです。

ただし、所在が曖昧(インターネット上で知り合った、数年前の住所しか知らない)といった場合は、まずは所在確認から始める必要があります。

その場合の詳細につきましては、別ページ「所在調査・人探し」にて詳しく記載しています。合わせてご確認ください。

家族からの安否確認、家族以外の安否確認の違いは?

探偵に安否確認を依頼する場合、依頼主が家族だとしても、家族以外の第三者だとしても、調査内容や条件が変わることはありません。

もちろん、他の調査同様

  • ストーカーやDVの関係者に関する依頼
  • 調査結果を犯罪や違法行為に利用すると想定される依頼
  • 安否確認を装い、第三者に損害を与えようとしている可能性がある依頼

など、探偵が何か問題があると判断した場合は、安否確認を引き受けることはありません。

「元・浮気相手が元気に過ごしているかどうかを知りたい」など、ストーカー規制法などに接触する可能性がある場合は、安否確認を行うことは難しいと考えた方が良いでしょう。

しかし、正当な理由があれば、探偵は家族・家族以外の第三者を問わず、安否確認の調査を行います。

安否確認を依頼するための準備

安否確認を依頼する際にも、その他の調査同様、探偵に情報提供をする必要があります。

  • 名前
  • 住所
  • 携帯電話番号
  • 写真
  • 安否確認を依頼する人物との関係性
  • 連絡が取れなくなった時期
  • 連絡が取れなくなった理由(心当たりがあれば)
  • 以前の連絡頻度
  • 安否確認ができた後の対応(お元気の場合、相手に伝える、伝えないなど)

といった内容は、最低限まとめておきましょう。

明確な所在地が判明していない場合は、より詳しい情報を求められることもあります。

探偵に依頼する以外の安否確認の方法もチェック

状況や立場によっては、探偵に依頼する方法以外にも、安否確認が可能です。依頼場所別に、具体的な内容を見てみましょう。

警察への依頼

「遠方に住む親と連絡が取れない(電話が繋がらない)」などの場合、孤独死や事故・事件に巻き込まれた可能性も考えられます。

その場合、最寄りの警察署に出向き、相談してみましょう。出向く時間がとれない場合は「警察相談専用電話#9110」に電話をすることで、警察総合相談窓口に繋がります。

自分と相手の関係性などをしっかりと話し、相談することで、相談先の警察が現地警察と連携を取り、パトロールにて対応して貰える可能性があります。

ただし、自分の身元をあまり明かしたくない場合や、万が一死亡している、入院しているとなった際に、その後の対応はできないという場合は、別の方法を考えたほうが良いでしょう。

市役所への相談

安否確認を希望している人物が高齢者の場合、探し人が住んでいる地域の市役所の福祉部門に連絡を入れ、相談する方法があります。地域によりサービス内容は異なりますが、独居老人であれば訪問チェックをしているケースもあるためです。

ただし、自分の身分や連絡先、現地へ訪問できない理由などをしっかり伝えなければいけません。電話では、本当に親族かどうかなどの関係性を確認することはできません。また、個人情報の管理に関しては年々厳しくなっていると考えておいたほうが良いでしょう。

一方、相続などの関係から生死のみを確認したい場合は、戸籍を確認することで解決します。別ページ「人探しに行政(役所)活用!住民票 ・戸籍謄本、どんなケースで請求可能」内、住民票や住民票の附票をご参照ください。

関係性がわかりにくいケースでは、調査が難しいことも

警察や市役所への安否確認依頼は、関係性がわかりにくい場合(インターネットで知り合った友人など)や、そもそもの居場所がはっきりしていない場合(市町村名しかわからないなど)には、対応して貰えない可能性があります。

特に市役所の場合「誰が」「何の目的で」安否確認を依頼しているのかがはっきりしない状態で、動いたり、別の組織に話をつないだりすることはないでしょう。

これは、市役所が怠慢だからというわけではなく、個人情報が悪用されるリスクに備えているためです。

一方探偵であれば、話をし、ストーカーやDV、犯罪と無関係と判断した上で、様々な安否確認の依頼を受けてくれます。探している人物との関係性によっては、最初から探偵に依頼したほうがスムーズに問題が解決することもあります。

人探しの安否確認は、初動が重要!まずは探偵や警察に相談を

「連絡が取れない。何かあったのでは」「まさか、家の中で倒れているのでは」など、不安を感じた場合、親族など関係性が深い人物であれば、警察に相談してみましょう。

また「疎遠になっている親族のため、自分の連絡先が知られるのは困る」「市町村など大まかな住所しか知らない」「親族ではなく、インターネットを通じた知人である」などのケースであれば、警察ではなく探偵に相談することをおすすめします。

正確な住所がわからない状態であれば、所在調査から始めることになりますが、現在お持ちの情報を元に、所在と現在の様子をお伝えすることは可能です。

また、親族や正当な理由(債権者の安否を知りたい、など)がある場合は、市役所にて戸籍を請求する方法もあります。

もし「自分のケースなら、何をするべきか」といった部分でお悩みであれば、一度、探偵事務所SATの無料相談をご活用ください。

匿名での相談を受け付けているほか、お話をお伺いした上で「警察にご相談されたほうがよろしいかと思います」「市役所にて戸籍を請求し、もしご存命であれば、私たちが実際の様子を拝見しに現地に向かいます」など、個別に対応いたします。

探偵事務所SATでは、強引な契約や無理な勧誘は一切しておりません。何がなんでも探偵に依頼すべきといった考えも、持ち合わせておりません。

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