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結婚調査で給料・収入・資産はどこまでわかる?恋人・婚約者の資産調査
【投稿日】2018年8月9日
探偵事務所で行われている結婚調査では、現在お付き合いしている相手の収入や資産なども調査対象となっています。
お見合い相手やすでに婚約している人の調査は勿論ですが、最近では本格的に結婚の話をする前の事前調査として、相手の経済状況調査を依頼する人も増えてきました。
恋人の収入や資産・経済状況について、一体どこまで結婚調査でわかるものなのでしょうか。実際に行われている調査内容を例に挙げならが、詳しく解説していきます。
結婚を考えている相手の収入や資産に関する調査について
結婚を真剣に考える材料として、相手の収入や資産は知っておきたい情報の1つです。しかし、結婚前に相手にたずねることが難しい内容なだけに、できれば誰にも知られることなく手に入れておきたい情報でもあります。
探偵事務所の結婚調査では、相手の収入や資産・経済状況についてどのような項目を調べられるのか、その内容をみてみましょう。
相手の給料に関する調査
結婚後の生活を支える基盤となるのが、給料やボーナスなどの収入です。調査対象者となる相手の勤め先や収入源などが分かっていると、ある程度の概算を調査することが出来ます。
- 勤めている会社の経営状況
- どのような勤務形態で働いているのか(正社員・非常勤・パート・嘱託・契約社員など)
- 給料の金額
- 昇給やボーナスについて
- 各種手当や福利厚生
個人情報の保護によりはっきりとした金額を調査することは難しいですが、勤務先の名前が分かっているだけでも情報を集めることが出来るので、ある程度の給料やボーナスの概算を調査することは可能です。
アパートや駐車場経営などによる不労所得について
会社の給料とは別にアパートや駐車場の経営などで収入がある場合、その賃料から収入の概算を出すことが出来ます。管理を依頼している管理会社まで分かっていると、契約費用などを差し引いた純利益までわかることもあります。
会社以外の副業に関する収入について
自分の持っている特技や趣味などを活かした副業や、家業の関係から副業として得ている収入に関する調査です。具体的な例としては、次のようなものが挙げられます。
- スポーツ関係のコーチで子供に教えている。
- 趣味や特技を活かした習い事の先生をしている。
- 兼業農家で利益がある。
- ブログでアフィリエイトを行なっている。
- 手作りの品物をネット上で販売している。
最近では在宅ワークの募集も増えてきており、メインの収入以外に副業を持っている人も多くなってきました。このような副業による収入に関しても、事前情報があるとある程度の概算を出すことが可能となっています。
不動産関係や特許・車などの資産
土地・所有物件といった不動産や特許・著作権などの資産、所有している車やバイク・クルーザーなども、調査項目として挙げられる内容です。
不動産や特許・著作権については以下のような調査が可能となっています。
- 付き合っている相手が所有している不動産
- 相手の家族や親族が所有している不動産
- 取得して収入のある特許権や著作権の有無
これらの資産は所有権のある人物や申請者が登記されていますので、登記簿を確認すれば比較的簡単に手に入る情報となります。
ただし、次のような情報に関しては調べることが難しくなります。
- 実家の土地の名義が恋人になっているが、ローンの支払いが誰になっているのか。
- 土地の名義が何代か前の人で、年代をさかのぼって調べなければならない。
- 特許や著作権の使用による具体的な収入について。
特に不動産関係に関しては登記簿の名義変更をせずそのままにされているケースも多いので、調査を依頼する場合には広範囲の親族関係の情報が必要となります。
所有している車やバイク・クルーザーなどについては、市場で出回っている価格からその資産価値を概算として出すことができます。希少価値があったり人気のあるものは高価格で取引されておりますので、これらの資産調査の対象となっています。
年金や退職金
若い世代の結婚にはあまり関係してきませんが、親が再婚するといったケースで依頼されるのが年金や退職金での収入についてです。
- どのような年金に加入しているか
- 勤続年数が何年なのか
- 退職金の概算や退職金制度の有無など
老後が近づいてからの再婚は金銭面の不安が多いので、再婚しても生活していくことが可能な収入があるかどうかを調査していきます。
年金額は勤続年数や年金の支払い月数、どのような種類の年金に入っていたのかにもよって違いが出てきますので、相手の仕事先や会社の情報などが必要となります。
探偵事務所で調査ができない収入・資産の項目について
一口に収入・資産の調査といっても、その内容は多岐に分かれています。実際に依頼されたケースの中には、探偵事務所でできる調査範囲内におさまらないものも少なくありません。
実際にあった相談の具体例をみながら、探偵事務所では難しい調査内容について解説していきます。
預貯金の金額
預貯金の金額は個人情報で守られており、滅多なことでは銀行も情報を開示しません。遺産相続などの問題により、弁護士や司法書士からの依頼を受けて協力することはありますが、探偵事務所の調査範囲内では銀行の情報を掴むことは不可能です。
株や仮想通貨などの収入
株や仮想通貨は、近年多くの人が行なっている投資の1つです。特に仮想通貨は急速な広がりを見せており、スマホから手軽に投資を行なっている人も少なくありません。
株や仮想通貨に関係する情報は、保護が強く探偵事務所でも調査が難しい項目です。例えどこの株を持っている、どのような仮想通貨を持っているという情報があったとしても、詳細については調べることができません。
国債や有価証券
国債や有価証券(手形や小切手など)も、難しい調査項目となります。持っているかいないか程度であれば分かる可能性もありますが、その資産的金額を詳細に調べることは出来ません。
探偵事務所に相手の資産調査を依頼する上での注意点
収入や資産といった個人情報にまつわる調査は、可能か不可能かがはっきりしているため依頼する前にもいくつか注意が必要となります。どのような点に気をつけなければいけないのか、その項目をみてみましょう。
違法性のある調査を行う探偵事務所には依頼しない
探偵事務所は、探偵法業と呼ばれる法律に基づいて調査を行なっています。基本的には聞き込みや張り込み・一般的に公開されている情報から概算を出していく形となるため、文書や立場を偽るような調査方法は行いません。
先述した通り、収入・資産に関する調査では個人情報に踏み込んだ内容のものもあり、あくまで法律で定められた範囲で調査を行うのが一般的です。もし他の探偵事務所で断られたのに「うちなら調べられる」という探偵事務所がある場合、違法性のある調査を行なっている可能性もあります。
違法性のある調査により、依頼者にも被害が及んだというケースもありますので、相談する時によく確認してから探偵事務所を選ぶようにしましょう。
婚姻していない状態では違法となる行為の具体例
結婚を考えている間柄とはいえ、婚姻していない以上は他人であり、なんの権限もありません。探偵事務所に相談するための情報集めで違法行為を行うと、相手から訴えられたり破談となるケースもあります。
次のような行動は控えるようにしましょう。
- 相手の私物を勝手に持ち出す
- 相手の部屋に盗聴器やビデオなどを仕込む
- パソコンのデータを抜き出す
- 通帳や有価証券を持ち去る
- 私信の封筒を許可なく開封する
調査が可能かどうか一度相談してみる
探偵事務所では無料相談を行なっており、現在の状態から調査の可否を判断したりアドバイスなどを受けることが出来ます。
探偵とのパートナーシップを確認出来る重要な機会ともなりますので、判断に迷うような時には一度無料相談を申し込んでみましょう。
まとめ
お付き合いしている相手の収入・資産の調査について解説してきましたが、いかがでしたでしょうか。最後にもう一度内容をまとめてみましょう。
- 探偵事務所で行われている収入・資産の調査には、調査出来る項目と出来ない項目がある。
- 探偵事務所は違法性のある調査は行わない。
- 婚約・婚姻前の相手の情報集めは節度を持った範囲で行い、判断がつかない時には一度無料相談を利用してみる。
結婚を考えている相手の収入や資産の調査は、結婚を考えているからこそ慎重に進めていく必要性があります。自分で無理に調べるようなことはせず、探偵事務所に相談をしてみるようにしましょう。
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