「勤務先の情報だけはわかっているものの、住所がわからない」「自分で勤務先から尾行しようと思ったが、失敗した」などと、探偵に勤務先からの住所調査を依頼されるケースが多々あります。

まずは具体例をご紹介しましょう。

実際には、勤務先の情報はわかっているものの、その先を個人で調べるのは至難の業です。直接勤務先に尋ねたとしても、個人情報保護を理由に断られてしまうでしょう。本人宛に電話をすれば、取り次いでもらえるかもしれませんが、本人に気付かれずに住所調査をするには不向きです。

しかし、探偵であれば勤務先からの住所調査は可能です。素人が住所調査を行うのが難しい理由から、探偵による住所調査の方法までに、詳しく見ていきましょう。

素人が勤務先から住所調査をすることが難しい理由

勤務先がわかっている、本人が特定できているという状態であれば、素人でも住所が特定できるのでは?と思う方がいらっしゃるかもしれません。

実際には「勤務先から本人が出てくるのを待ち、尾行すればいい」と思い、実行されたケースもあります。しかし、この段階でも様々な問題が発生します。

以下、失敗例です。

  • 勤務終了時刻がわからず、無駄足だった(必ず定時に終わるとは限りません)
  • 張り込み中に不審者と思われ通報された
  • 遠方などの理由により、勤務先に行くことが不可能である
  • 出口が複数あり、別の出口から帰宅された
  • 尾行中に別のトラブルに巻き込まれた

さらに、この問題をクリアしたとしても、住所を調査するには相手に絶対に気付かれることなく尾行しなければいけません。

たかが尾行と思われるかもしれませんが、尾行には技術と経験が不可欠です。尾行に関する内容は、別ページ「探偵の尾行方法とは?徒歩・車両の調査技術とプロ・素人の違い」をご覧ください。

さらに尾行後は、本当に本人の家であるかを確認する必要もあります。しかしこの期間中、あなたの仕事や日常は放置することになるため、現実的な方法とは言えません。

探偵が勤務先から住所調査をするための方法とは?

素人が勤務先から住所調査をするためには、いくつものハードルがあることをご理解いただけたでしょうか?いくら「顔を知っている」「勤務先はわかっている」と言っても、それだけでは住所を調べることはできません。

それでは、探偵はどうして勤務先からの住所調査が可能なのでしょうか?

順を追って、内容を説明していきます。

プロの探偵は、調査前に情報収集をしっかり行う

探偵が勤務先から住所調査をするためには、まず、情報収集を行うことが基本です。探し人と依頼主の関係によっては、知っていること・知らないことが異なるかと思いますが、下記にリストを作成しています。

まずは、リストに当てはめて、情報の整理をしてみましょう。探偵に依頼する際もスムーズに話ができるほか、自分の中での再確認にもなります。

  • 氏名
  • 過去の住所
  • 勤務先の社名
  • 勤務先の住所
  • 通勤方法(車、バス、バイク、自転車、公共交通機関など)
  • 勤務先での役職
  • 外見(身長・体格・特徴)
  • メガネの有無
  • 帽子の着用有無
  • 通勤時の服装(スーツ、私服など)
  • 電話番号
  • 交友関係
  • 恋愛関係
  • 趣味や嗜好
  • 婚姻状況
  • 知り合った状況
  • 最後に会った日時と場所
  • 住所調査の依頼理由

もちろん、上記項目にとらわれず、思い出したことや伝えたいことがあれば、自由に追記してください。

実際に探偵に勤務先からの住所調査を依頼した際にも、こういった形で様々な角度から質問が行われます。

探偵は得た情報を元に、張り込み・尾行の計画を立てる

勤務先が判明した場合も、いきなり張り込み・尾行を行うわけではありません。勤務時間や勤務体制を調査したり、外回りからの直帰の可能性など様々なケースを想定したりした上で、調査の計画を立てます。

さらに「勤務先」とひとことで言っても、店舗、オフィス、現場など勤務先によって、立てるべき計画は異なります。店舗であれば、張り込み・尾行の探偵とは別の探偵が、一般のお客に紛れ込み店内に入ることもありますし、現場仕事の場合、近所の住民を装い、質問して情報を得るなどの方法もひとつです。

張り込み・尾行の際に本人を見間違わないよう、特徴をしっかり掴む意味でも、情報の整理と計画は重要と言えます。

張り込みからの尾行、そして確認をとり、住所調査完了

計画を立てた後は、探偵は、通常の調査同様張り込みからの尾行により、家に帰るまで後をつけることになります。

しかし、家に入った=調査完了ではありません。

など、自分の家ではない場所に立ち寄る(泊まる)可能性もあるため、夜が更けるまで調査は続行されます。

また朝になって出てきた際も「服装が昨日と変わっているか(同じであれば、緊急的な泊まりだと考えられます)」「見送りに出てきた人物はいるか(家族?友人?浮気相手?)」など、細かくチェックすることで、自宅かどうかを判断する材料を集めます。

表札に書かれている名字の確認、近所の人への聞き込みなどを経て、確実に現住所であるとの確認がとれた場合、初めて探偵は依頼主に調査報告書と共に、調査完了を告げることになります。

勤務先以外の情報が乏しい場合、住所調査が難航するケースも

勤務先の情報さえあれば、住所調査が可能かと言われれば、断言はできません。中には、住所調査が難航するケースや探偵側がお断りせざるをえないケースも存在します。

住所調査の難易度が上がるケース

  • 出張が多く、月の半分以上自宅に帰っていない
  • 勤務先の社名はわかっているが、勤めている支店や営業所名は不明
  • 出勤や退勤が不規則で、生活パターンが読みにくい
  • 一度パーティで出会い勤務先情報が書かれた名刺を貰ったなど、他の情報があまりに乏しい
探偵が住所調査をお断りするケース

  • ●●企業の制服を着ていた人物に一目惚れしたことによる住所調査依頼など、ストーカーなどの可能性がある場合
  • DVなどの可能性がある人物からの、元配偶者の住所調査
  • 違法行為や犯罪目的による住所調査

一般的には、勤務先以外の情報が多ければ多いほど、スムーズな住所調査が可能となります。もちろん、量だけではなく質も重要ですが、気になることや本人にまつわる情報は、少しでも探偵に伝えるようにしましょう。

また違法行為などに関する住所調査は、探偵業法に基づき仕事をしている探偵であれば、引き受けることはありません。依頼主ご自身の身を守るためにも、違法調査を行う探偵には近づかないようにしてください。

勤務先情報からの住所調査は合法的に可能!まずは探偵事務所に相談を

勤務先情報からの住所調査は、個人情報の不正入手などの違法行為に手を染めることなく、探偵業法で認められている張り込み・聞き込み・尾行・データ調査を通じて行うことが可能です。勤務先しかわからないからと悲観する必要は一切ありません。

ただし、住所調査完了までにかかる時間に関しましては、勤務先以外の情報の量や質によって左右するため、一概にお伝えすることはできません。

「もし、今、勤務先から住所調査を依頼したらどうなるのか?」といった個別の具体例をご希望の場合は、まずは無料相談をご利用ください。

探偵事務所SATでは、専門用語を使うことなく、懇切丁寧に調査方法や料金設定についてお話をさせていただきます。また、契約や無理な勧誘に関しましても、一切行っていないことをお約束いたします。

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