離婚経験のある婚約者・恋人とお付き合いをしている人にとって、過去の離婚理由は気になるものですよね?

特に、具体的な結婚の話まで出ている状態だと、自分の将来に重ねて原因を知りたいと思うのは当然でしょう。直接本人に尋ねてみても答えをうやむやにされたり、例え理由を話して貰っても不安が拭えないといったケースも多く聞かれます。

結婚調査の1つとして挙げられる離婚理由の調査。探偵事務所に相談することで、一体どのようなことが分かるのでしょうか。具体的な調査項目や必要な準備について、詳しく解説していきます。

探偵事務所の調査で交際相手の離婚理由はどこまでわかるのか?

離婚という言葉にはどうしてもマイナスなイメージが付きまとうため、離婚経験者の多くはあまり具体的にその理由について語ろうとしません。まして、もし離婚の原因が現在お付き合いしている婚約者や恋人の方にあると、なんとなく誤魔化したり嘘の理由を話す可能性もあるのです。

では、探偵事務所で行われている離婚理由の調査では、どこまで詳細に調べることが出来るのでしょうか。その内容についてみていきましょう。

具体的な離婚理由の調査内容

探偵事務所で実際に行われている調査では、離婚に至った決定的原因についてかなり詳細に調べることが出来ます。具体的な例としては次のような項目です。

  • DVによる被害があった。
  • 子どもに対するネグレクトがあった。
  • ギャンブル依存で家庭にお金を入れなかった。
  • 金遣いが荒く借金が増えて自己破産した。
  • 浮気をしていた。
  • 犯罪行為で逮捕された。
  • 義実家や親族からの人権侵害行為があった。
  • 不妊症を理由にしたセクシャルハラスメントがあった。
  • 家庭を維持できない程の精神的疾患。
  • 結婚後に転職した仕事が反社会的団体と繋がっていた。

この他にも、調査を進めていくことで人間関係や性格そのものの問題点といったことも浮き彫りになることがあります。結婚前にはわからなかった隠れた部分が見えると、それだけ冷静に判断する材料となるのです。

前夫・前妻や子どもについて

離婚理由を調べていくと、どうしても気になるのが前夫・前妻やその子どもについてです。綺麗に決着がついていれば問題はないのですが、離婚理由によっては何かしらの影響が出る場合も少なくありません。

探偵事務所で相談を受けた実例としては、次のようなケースがあります。

一見すると「離婚理由と関係ないのでは?」と感じるかも知れませんが、離婚理由を知ると必然的に今後の問題点が見えてくるため、解決するための調査を一緒に行うこともあるのです。

探偵事務所の方で勝手に調査をすることはありませんが、離婚理由を調べていく上で問題があると判断した場合、途中報告として依頼者に相談することはあります。最終的にどうするかは依頼者の判断となりますので、離婚理由の調査は理由を調べるだけでは済まない可能性もあるという点を理解しておきましょう。

婚約者・恋人の離婚理由の調査におけるメリットとデメリット

離婚理由の調査は、その結果によっては依頼者にとってメリットにもデメリットにも繋がります。お付き合いしている相手との将来を真剣に考えるからこその調査ですが、その危険性も理解しておくことは依頼者にとってとても重要です。

離婚理由の調査結果によってどのような対応が出来るのか、具体的なケースの例を挙げてみましょう。

婚姻前に問題点を話し合う

離婚に至るまでの経緯は人それぞれですが、離婚理由の中には改善出来るケースもあります。

  • お金の使い方が荒い→具体的な家計について話し合う。
  • 浮気癖がある→浮気した場合にはどうするかあらかじめ決めておく。
  • 借金や自己破産→今後の返済方法や生活について計画を立てる。
  • 隠していた慰謝料の支払いや養育費→離婚した相手との話し合いをする。
  • 不妊症や病気など→今後の治療方針について意見を出し合う。
  • 義実家や親戚の問題→具体的にどう解決するのか考える。
  • 仕事や交友関係の問題→転職や交友関係の整理を促す。

こうした問題が婚姻前にわかっていれば、結婚した後に問題が出てくるよりもはるかにショックが少なく、依頼者も冷静に対応することが出来るようになります。お付き合いしている人の態度や行動なども観察することが出来ますので、離婚理由がはっきりした後の対応についても考えてみましょう。

結婚後のリスクを回避する

離婚理由の調査結果によっては、残念ながら一度お付き合いを考え直さなければならないケースもあります。

  • 離婚した聞いていたのにまだ離婚が成立していなかった。
  • 調停や裁判などで揉めている。
  • 家族や親戚の考え方や行動が受け入れられない。
  • 社会的に問題のある団体に所属している。
  • 子どもが欲しいのに作れないことがはっきりしている。
  • 相手から聞いていた離婚理由が嘘であることがわかった。
  • 暴力や経済DVなどの問題があった。

結婚後にこのような問題が起こると、解決するまでに時間が掛かったり精神的ストレスに悩まされる可能性が高くなります。離婚理由の調査を行うことで、このようなリスクを回避することが出来るのです。

結婚まで考えている相手の問題点はかなりショックかも知れませんが、問題に向き合うだけの十分な時間を取ることが冷静さを取り戻すきっかけにもなります。

破談となる可能性もある

依頼する側にとってはメリットが多い離婚理由の調査ですが、場合によってはそれが原因でお付き合いが破談となることもあります。

  • 調べたことに腹を立てられた。
  • 話し合いに応じて貰えない。
  • 相手の家族や親族に責められた。
  • 相手に信用して貰えなくなった。
  • 別れを切り出された。

結婚調査の中でもデリケートな部分が多い離婚理由の調査は、離婚の責任があっても無くても知られること自体を嫌がる人が少なくありません。例え相手に何も落ち度がなかったとしても、調べられた=疑われているという感覚になってしまう場合もあるのです。

バツイチの人とお付き合いしている依頼者にとっては必要な離婚理由の調査ですが、このようなリスクもあることを十分理解した上で依頼することが大切です。

交際相手の離婚理由の調査を依頼する上で必要な準備とは

探偵事務所に離婚理由の調査を依頼するとき、事前にある程度の準備をしておくと相談もスムーズに進めることが出来ます。探偵事務所に相談する前に必要な準備とはどういったものなのか、その詳細をみていきましょう。

調査対象者の基本的なデータ

これはどの調査においても必要なことですが、まずは調査対象者の基本的なデータを集めておきます。集めておくべき情報の項目については下記のページで詳しく紹介しておりますので、参考にしながら可能な限り情報を集めてみましょう。

離婚理由の調査の場合、追加で次のような情報もあると有効です。

  • 離婚した配偶者の氏名
  • 結婚していた時に住んでいた場所の住所
  • 離婚した配偶者の務めている会社名

この他にも、少しでも関係するかも知れないと感じた情報は全て集めておき、探偵事務所に相談する時に提示してみましょう。

調査に気づかれないようにする

探偵事務所の調査では、調査対象者に気づかれないよう細心の注意を払って調査を行いますが、依頼者のちょっとした行動で調査対象者に気づかれてしまうことがあります。

  • 離婚した時の話をやたらと聞きたがる。
  • 昔の写真がないかを尋ねる。
  • 電話やメールの内容に探りを入れる。
  • 実家の住所や親戚の住んでいるところまで知りたがる。
  • 1日のスケジュールを細かく把握したがる。

少しでも調査が進むように協力することは大切ですが、依頼者が疑われてしまっては元も子もありません。普段とは違う行動は逆に相手を疑わせることになるので、探偵事務所に相談して依頼が成立した後は、可能な限り普段通りの生活を心掛けましょう。

下記のページで依頼主が注意するべきことを詳しく説明しておりますので、合わせてこちらもご覧下さい。

調査の結果が出た後の対応について決めておく

離婚理由の調査は、理由を知ることよりも知った後にどうしたいかが重要です。離婚理由の追求に集中してしまうと、調査結果によっては現実を受け止められずなし崩しにお付き合いを続けたり、問題点を解決出来ない状態となってしまいます。

離婚理由を知った後にどうしたいのか、調査のメリットとデメリットをしっかりと把握して、相談前に対応についても決めておくようにしましょう。

まとめ

バツイチの婚約者・恋人の離婚理由の調査について、詳しく解説してきましたがいかがでしたでしょうか。最後にもう一度内容をまとめてみましょう。

  • 探偵事務所の調査では、具体的な離婚理由やその結果起こるであろう問題点まで詳しく調べることが出来る。
  • 離婚理由の調査結果によってはメリットもデメリットもあるので、両方の可能性をよく把握しておくことが大切である。
  • 探偵事務所に相談する前に基本的な情報を集めておき、相談した後は相手に気づかれないよう普段通りの生活を心掛ける。

離婚理由から見えてくるのは、ただの現実だけではありません。離婚理由から失敗の原因を探り、改善するように動くことも可能なのです。お付き合いしている人とどのような未来を築きたいか、しっかりと見据えて探偵事務所に相談してみましょう。