【投稿日】 2018年5月12日 【最終更新日】 2021年10月21日

探偵に素行調査を依頼した場合、どんな調べ方が可能でどこまで調べられる?

探偵に素行調査を依頼するにあたり、一番心配な点は「自分が本当に知りたいことを調べてもらえるのか」という部分ではないでしょうか。

探偵の素行調査はどこまでわかるのか、その答えは、あなたが知りたいこと全てです。探偵は調査のプロです。本気になれば、どのような情報であっても調べ出すことができます。

しかし、「調べることができる=実際に調査可能」というわけではありません。実際に探偵が行う調査は、探偵業法に基づいた合法調査です。

「どのような依頼でもお引き受けします」「調査可能です」とうたう探偵事務所は、違法調査を行なっている可能性が高いため、ご注意ください。

法律を遵守した上で、調査可能な項目の詳細につきましては、素行調査・行動調査に関するよくあるご相談をご確認ください。

【探偵の調査方法とは?】携帯電話番号からの素行調査はできる?

「素行調査を依頼したい相手がいる。でも、携帯電話番号しかわからない」といった依頼の場合、携帯電話番号だけでは、合法的に個人情報を入手することはできません。

しかし、調査対象者が携帯電話番号をSNSなどに記載している場合は、記載情報から名前や住所、職業など、一般的な素行調査で知りうる内容を割り出していくことは可能です。

一見難しそうに思えるかもしれません。しかし、ブログやSNSには、様々な個人情報が掲載されています。位置情報を特定したまま、写真をアップロードしている人も少なくありません。

さらに本人の写真や自宅周辺の写真、投稿されている記事の内容などを組み合わせることによって、探偵は本人特定を行います。そして場所や人を絞ることができれば、通常の素行調査と同様に、依頼内容に合わせて張り込み・尾行・聞き込みを行い、証拠を獲得します。

携帯電話番号単独で素行調査を進めることはほとんどありません。しかし、ほかの情報、例えば仮に偽物の名前や住所といったものだとしても、他の情報と組み合わせながら、素行調査を実施することは可能です。

【探偵の調査方法とは?】GPSを使った素行調査はできる?

GPSは調査対象者の行動パターンを把握するために、大変便利なアイテムです。

ただし、GPS自体は、おおよその現在の居場所を教えてくれるものであり、仮に「GPSがラブホテルに配偶者の車が停車していることを示している」としても、それだけで何かの証拠として提出することはできません。

GPSを使った素行調査は

  • 調査対象者の行動パターンが読めない際に、事前調査として利用する
  • 生活パターンを絞り込み、調査時間や費用を軽減したい際に用いる
  • 車やバイクの尾行の際に、万が一見失ってしまう可能性を考え、保険の意味で設置

など、本来の調査目的のサポートとして用いられることが多いです。

GPSは携帯電話の電波などを使用し、位置情報を発信するシステムのため、建物が密集している場所や携帯電波が圏外となる場所の場合、100m単位での誤差が出ることもあります。

他人の所有物に無断でGPSを取り付けることで、罪となる可能性が!

依頼主と配偶者(調査対象者)の共通の車にGPSを取り付ける場合などは、特に問題ありません。

しかし、浮気相手と思われる人物の車や会社が所有する車に無断でGPSを取り付けることで、器物損壊罪にあたる可能性があります。

またGPSを取り付ける際に、他人の敷地内などに入ってしまうと、こちらも不法侵入罪となります。

探偵が素行調査においてGPSを使用する際は、依頼主と調査対象者の共有の車やバイクがある場合、会社からの依頼であれば社用車に限るなど、限定的だと考えておくと良いでしょう。

【探偵の調査方法とは?】盗聴・盗撮による素行調査はできる?

盗聴・盗撮と聞くと、あまり良くないイメージを持っている人が多いのではないでしょうか。

実際に探偵が行う盗聴・盗撮といった行為に関しても、依頼主の許可を得た上で、依頼主の所有する建物・敷地内に限って行われることが一般的です。

例えば

  • 近所から嫌がらせをされているため、犯人特定のため自宅玄関に盗撮器を設置
  • 自分の外出中、恋人の行動が怪しいので同棲している部屋に盗聴器を設置
  • 配偶者が浮気相手と思われる人物とラブホテルに入る姿を撮影

といった内容であり、なおかつ得た情報を第三者に公開しないのであれば、法律的に問題はありません。

また、対象者を尾行し、いつどこに立ち寄ったかを撮影・記録することに対しても、対象者を怯えさせたり、恐怖心を与えたりしなければ、問題視されることはないのです。

現在、多くの人が街中や店舗内で写真を撮影していますね。その人たちが撮影した写真の中には、他人が紛れ込んでいることもあるでしょう。しかし、だからと言って撮ること自体が罪に問われることはありません。

探偵の尾行中の撮影も同じです。もちろん階段の下からスカートの中を写すようなアングルの撮影などは問題となりますが、一般的な写真であれば、撮影自体を罪に問われることはありません。

探偵は、探偵業法を遵守しながら、依頼主の依頼内容に合わせて、臨機応変に撮影や盗聴器の設置を行っています。

自分の依頼内容が調査可能かどうかを知りたい!そんなときは、まずは無料相談を

探偵は、様々な手段を用いて、依頼主のお悩み解決に向けて調査を行います。

今回は携帯電話番号、GPS、盗撮・盗聴といった調査手段についてご紹介しました。探偵の一般的なイメージと、実際の調査方法は少し異なっていると感じた方も多いのではないでしょうか。

しかし、実際には依頼主が調査方法を選ぶというよりも、依頼内容や既に得ている情報によって探偵が調査方法を組み立てることが一般的です。

また、依頼内容は人によって大きく異なります。

素行調査を依頼することで、自分が今抱えている問題がクリアになるかどうかを知りたい方は、まずは一度無料相談を申し込むことをおすすめします。

探偵事務所SATでは、依頼前のカウンセリングや相談を重視しています。依頼主の方に寄り添い、一緒に問題解決に向けて進むことが、私たちの目指す形です。

素行調査に関する不明点や心配事、調査方法など、気になることがありましたら、何でもご相談ください。

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