パソコンには、様々な重要データが入っています。また常時インターネットに接続した状態であることも多いため、トラブルが発生する可能性も高いです。

探偵事務所には「PCを調べて欲しい」「遠隔操作でパソコンの中身をチェックして欲しい」といった相談も少なくありません。

まずは、具体的事例をあげておきましょう。

夫婦や家族、社員といえども、どのような使い方をしているのか、またどのようなサイトを頻繁に使用しているのかといったことは、外部からわかりにくいものです。

また見知らぬ間にパソコン内部の状況が変わっていたり、情報を盗み出されていたりといった事態に襲われている人にとっては、パニック状態とも言えるでしょう。

心配なことがあるからこそ「探偵に、パソコンの中身を調査して欲しい!」と思う人は多いです。

しかし、探偵だからといってどのような調査でもできるわけではありません。独自のルートを用いて情報を得ることは可能ですが、調査可能・不可能の範囲は、はっきり区切られています。

ここでは探偵がパソコンの内部を調査できるケースと、できないケース、依頼主本人が合法的に調査できるケース、合法的に調査する方法について、ご説明します。

知っておきたい、探偵が調査可能なパソコン調査とNGなパソコン調査

パソコン調査は大きく「パソコン本体のトラブル、パソコンを使用時のトラブル解決に関する調査」と「パソコンの中に入っている個人情報を抜き出す調査」の2つに分けることができます。

その内容と、調査により得られる情報をご紹介します。

パソコン本体のトラブル、パソコン使用時のトラブル解決に関する調査はOK!

パソコン本体そのものが怪しい動きをしているので調べて欲しい、従業員がパソコンを使用している際の状況を確認したいなどの依頼に関しては、合法的に行うことができます。

パソコン調査に関する経験と知識が豊富な探偵事務所であれば

  • ウイルス感染の有無
  • 個人情報や社内の情報が盗み出された日時や経緯
  • 外部から遠隔操作が行われている可能性の有無
  • パソコンを通して盗聴や盗撮が行われている可能性の有無
  • セキュリティ状況の確認
  • 従業員のパソコン使用状況
  • アクセスの開始、終了時間
  • メール内容の閲覧

などの調査が可能です。

ただし、企業調査などで後のトラブルを避けるため、従業員にはあらかじめ就業規則などを通して「業務中はプライベートなサイトの閲覧やメールの送受信を行わないこと」「会社はいつでもインターネット利用状況を確認できる状態にあること」などを告げ、了承を得ておくと良いでしょう。

パソコンの中に入っている個人情報を抜き出す調査は違法!

一方、違法行為のパソコン調査も存在します。

探偵は、パソコン調査と称して、第三者のパソコンの中身を本人の了承なく調べることはできません。ハッキング自体が違法行為であり、探偵業法でも禁止されています。

その他、以下の調査方法も全て違法であり不可能です。

  • パソコンをウイルスに感染させ、情報を得る
  • 本人に無断で、個人情報を抜き取るアプリやソフトをインストールする
  • パソコン起動時のパスワードを解読する
  • パスワードを勝手に使用し、本人になりすましログインする
  • 本人に無断で遠隔操作を行う

「遠隔操作を行い、パソコンの利用者情報の取得が可能!」とうたっている探偵事務所は違法調査の可能性大

インターネット上には「ご主人のパソコンの遠隔操作を行い、メールのやりとりを獲得します」「ログインパスワードを解読します」などの言葉を記載している探偵事務所も少なくありません。

しかし、利用者本人には内密にしたまま、合法的に調査することは不可能です。

つまり「調査可能」をうたう探偵事務所=違法調査を行っている探偵事務所と考えて良いでしょう。

違法行為と知っていながら、探偵に依頼した時点で依頼主も同罪となります。また、もしも依頼した探偵が詐欺師のような人物で、調査料金を持ち逃げしたとしても、あなたは警察に届け出ることができません。

同時に、いくら夫婦であっても配偶者のパソコンに無断で監視ソフトやアプリをインストールすることも罪に問われます。偶然パスワードを知ったとしても、なりすましてログインすることも違法です。

個人で可能なパソコン調査とは?

探偵に依頼する以外にご自身でもできる、パソコン調査の方法があります。ログインができる状態になっているのであれば、まずは一度お試しください。

ネットの閲覧履歴をチェックする

閲覧履歴が頻繁に消されているというのは、何かしら見られたくないものや知られたくないものがあると考えた方が良いでしょう。

残っている場合は、どのようなサイトを見ているのかチェックしておきましょう。浮気の疑いがある配偶者がラブホテルや一泊旅行サイトを見ていれば、浮気相手と行くことが推測できます。

閲覧履歴=浮気!と断定することはできませんが、後に探偵に浮気・不倫調査を依頼することになった場合は、これらの情報も合わせて伝えておくことで、より調査がスムーズになるでしょう。

ただし、チェックした後はあなたの閲覧履歴も追加されます。相手が見たときに不審に思わないよう、自分の履歴だけしっかり消しておくようにしましょう。

検索フォームの入力履歴をチェックする

検索サイトのフォームには、過去に入力した言葉を自動で再表示する機能があります。配偶者の浮気を疑っている場合は「ホテル」「旅館」「デート」などのキーワードを入れてみましょう。

宿泊したことがあるホテルや予約した店舗などが出てくる可能性もあります。

こちらも検索履歴同様、後に探偵に依頼する際に重要なデータとして役に立つでしょう。

不正行為に基づくパソコン調査はNG!ただし、別ルートから合法調査を行うことで、目的を達成できる場合も

調査のプロである探偵は、情報や技術を元に、パソコン内部に入っている様々な個人情報や重要なデータを入手することが可能です。

しかし、企業からの正式な依頼やパソコンを利用している本人の依頼以外は、基本的にNGと考えてください。

「配偶者と浮気相手がパソコンのメールでやりとりをしているらしいので、突き止めたい」「配偶者がパソコン上で打っている文章を、自分のスマホに表示させたい」などといった内容は、合法的に動いている探偵事務所では、一切引き受けることはありません。

「どうしても、パソコン内部の情報を得たい」と思われるのであれば、まずは「どうして個人情報を知りたいのか」という点を明確にすることをおすすめします。

「浮気相手との不貞の証拠を掴みたい」というのであれば、不正にアクセスする以外の方法がたくさんあります。例えば、張り込みや尾行を行い、ラブホテルへの出入りの写真を撮影することは、合法的な行為であり、裁判でも使えるれっきとした証拠のひとつとなります。

「風俗店のサイトばかりを見ているようだ。家に入れる給料を減らし、風俗通いをしているので離婚したい」という場合は、これもまた張り込みや尾行を通して、出入りの写真撮影や風俗通いの回数を含む詳細な報告書を作成することが可能です。

「子どもの見ているサイトを知り、交友関係をチェックしたい」という場合も、子どもを尾行することで、現在の状況や親には見せない顔がわかります。

このようにパソコン本体のトラブル、パソコン使用時のトラブル以外の件は、他の方法を用いて、合法的に目的を達成することが可能です。


探偵事務所SATでは、まずは今のお悩みについてお話しいただいた後、依頼主の方の本来の目的に合わせた調査を提案いたします。合法的に依頼主の方に納得いただける証拠を見つけること、これが、探偵事務所SATが目指す解決方法です。

グレーゾーンの探偵事務所や、違法調査の可能性が高い探偵事務所に依頼することで、依頼主の方が罪に問われる可能性もあります。

より問題が大きくなってしまう前に、まずは一度、探偵事務所SATにご相談ください。