【投稿日】 2021年7月31日 【最終更新日】 2022年10月27日

この記事では、SNSやネットを使って人探しをする方法とコツについて解説します。

SNSやネットを使うと比較的手軽に人探しができますが、注意すべき点もあります。

また、探偵に依頼するかどうかの判断基準についても併せて紹介します。

プロの探偵も人探しをする際、SNSやネットを使う時代!

現在では、多くの人がSNSやネットを利用していますので、人探しをする際にも非常に有効な手段となります。

実際にプロの探偵も、人探しの重要なツールとしてSNSやネットを使っている時代なのです。

【SNSやネット別】人探しをする方法とコツ

代表的なSNSやネットを利用して人探しをする方法やコツについて紹介します。

ここで紹介するのは、3大SNS(Facebook、Twitter、Instagram)、その他のSNS(mixi、LINE、WhatsApp)、人探しサイト・人探し掲示板です。

それぞれのSNSには、利用者の年齢層、実名制か匿名制かの違い、どのような使われ方をしているのかなどの特徴がありますので、それをよく知った上でうまく人探しに利用することが重要です。

また、SNSやネットを使った人探しには、探している人のアカウントを見つけてコンタクトする方法と、探している人の特徴を投稿して情報を提供してもらう方法が考えられます。

【1】Facebookで人探しをする方法とコツ

Facebookは、国内ユーザー数が約2,600万人で、20~60代の男女に幅広く利用されていますが、10代が極端に少ないという特徴があります。

実名でアカウント登録しなければならないため、実名(漢字やローマ字)で検索することが可能です。

また、出身地・居住地・高校・大学などの条件を絞り込んで検索することもできます。

探している人がFacebookを利用しているのであれば、探し当てる可能性はかなり高いと考えられますし、探している人の知り合いにたどり着くことができる可能性もあります。

【2】Twitterで人探しをする方法とコツ

Twitterの国内ユーザー数は、3大SNSの中では最多の約4,500万人で、利用者の年代は10・20・30代が多く、10~20代の約70%近くが利用しているという特徴があります。

アカウントは匿名制で複数のアカウントを使い分ける人もいるため、探している人のアカウントを見つけ出すのはなかなか容易ではありません。

一方、利用者が多いため拡散力が非常に大きいという特徴を利用して、探している人の情報(氏名、生年月日、年齢、身体的特徴など)に「#人探し」「#拡散希望」「#行方不明」などのハッシュタグを付けてツイートする方法もあります。

ただし、相手から提供された情報が正しいとは限らないこと、悪意の第三者に利用される可能性があることなどに注意が必要です。

【3】Instagramで人探しをする方法とコツ

Instagramは、国内ユーザー約3,300万人、10~20代が中心で40~50代も増加中という写真や動画の投稿がメインのSNSです。

匿名で利用できますので、実名で登録している人は多くはないようですが、実名で検索できる可能性がないわけではありません。

写真から得られる情報が大きいため、もし探している人のアカウントがわかれば、投稿写真から現在位置や一緒にいる相手、今何をしているかなどがわかる可能性があります。

【4】その他SNSで人探しをする方法とコツ

その他のSNSとして、mixi、LINE、WhatsAppについて紹介します。

mixiの利用者は40代が中心で20~60代まで広く利用されていますが、かつての全盛期のときのような利用者はおらず幽霊会員も多いと言われています。

匿名で登録している人がほとんどですが、出身地や出身校、趣味などのコミュニティがあるため、これらをキーに探すことができます。

LINEは、国内ユーザー数が約8,800万人以上と国内のSNSとしては最多で、20~60代まで幅広く利用されていること、若年層も多いことが特徴のメッセンジャーアプリです。

探している人のメールアドレスや電話番号がわかればアカウントを探しやすいという特徴があります。

もし、メールアドレスや電話番号がわからない場合は共通の知人や友人を介して探す方法もあります。

WhatsAppは、LINEと同じようなメッセンジャーアプリです。

世界的には最も利用者が多いのですが、日本国内ではLINEが主体のため、WhatsAppでの人探しは難しいでしょう。

【5】人探しサイトや人探し掲示板で人探しをする方法とコツ

人探しの方法として、SNSだけでなく人探しサイトや人探し掲示板を使う方法もあります。

人探しサイトや人探し掲示板とは、探している人の情報を書き込むと、心当たりがある人から情報提供をしてもらえるというものです。

依頼するためには、探している人の名前や年齢、身体的特徴、写真などの個人情報を書き込む必要があります。

代表的なサイトとして、次のサイト・掲示板があり、無料で利用することができます。

  • 尋ね人(たずねびと):http://www.re-re.net/
  • MPS(日本行方不明者捜索・地域安全支援協会):http://www.mps.or.jp/

提供された情報は依頼者だけしか閲覧できませんので、他の第三者が見ることはできません。

しかし、情報提供者は匿名のためデマ情報が投稿されたり、情報が得られるまでに時間がかかったりするデメリットがあります。

前提として覚えておきたいSNSやネットを使った人探しの注意点

SNSやネットを利用した人探しをする際の注意点を3点ご紹介します。

【1】個人情報の取り扱いに注意する

SNSやネットを使った人探しでは、探している人の本名や写真などの情報を公開することによって情報提供を求める場合があります。

その際に、探している人の個人情報がSNSや掲示板などから流出して、悪意の第三者によって利用される可能性があることを忘れてはいけません。

【2】情報がすべて正しいとは限らない

SNSやネットで人探しをする際には、ネット上の情報が全て正しいとは限らないことを理解しておく必要があります。

特に、不特定多数の人が匿名で利用できるSNSや掲示板などで投稿されている情報が全て信頼に足るものだとは限りません。

【3】トラブルに巻き込まれる可能性がある

SNSやネットで人探しを行ったために、何らかのトラブルに巻き込まれてしまったという例もあります。

例えば、情報提供者から金銭を要求されたり、探している人や自分の個人情報が流出して第三者に悪用されるなどです。

人探しを安全に行うためにも、警察や探偵に依頼することも検討してみましょう。

人探しにおいて自力ではなく探偵や警察に依頼した方が良い場合もある!

人探しをする理由にはいろいろなケースが考えられますが、自殺をほのめかした遺書を残して家出した場合、室内が荒らされていて失踪してしまった場合、電話やメールで助けて欲しいと連絡があった場合などは、命に関わる緊急性や事件性があると判断できます。

このような場合は、対象者を早く探し出して保護することが必要となりますので、警察や探偵への依頼を検討してください。

警察が動くのには条件を満たしている必要がある、探偵は基本的に条件はない

警察が捜索をしてくれるためには、「行方不明者届」が親族などの要件を満たす人から提出されて、「特異行方不明者」に該当することが必要です。

「特異行方不明者」とは、事件や事故などに巻き込まれて本人の意思によらず行方不明になったと考えられる場合や命に危険がある可能性がある場合の行方不明者のことです。

一方、探偵の場合はこのような条件はなく、調査費用はかかりますが、調査依頼があればすぐに動いてくれます。

ネットやSNSでの人探しは情報の見つけ方や見分け方を知っておけば誰にでもできる!

この記事では、SNSやネット掲示板を使った人探しについて解説しました。

SNSやネット掲示板にはそれぞれの特徴があり、人探しの方法やコツも違ってきます。

それぞれの特徴を知った上で、探している人の年代や性別などに応じて適切な方法を選んで人探しを行うようにしましょう。

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